存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Car Wheels on a Gravel Road:Lucinda Williams

2015-05-06 08:39:55 | album l


1998,6,30発売

Lucinda Williams
1953年 米国カリフォルニア州L.A.出身だが、父親の転勤で国内を何度か転居している。子供の頃に住居を何度か転居しているミュージシャンって、意外と多いかもしれない。BLOGを書き始めて、似てるなーっと思うこともある。
45歳の時のアルバム。歌詞カードもしっかりとしていて読みやすい。

フォークやカントリーでアメリカの音楽を聴きたくなる時、ルシンダ・ウィリアムズは間違いない。この曲というより、アルバムを通して聴いていることが多い。

01. Right In Time (04:35)
落ち着いたフォークソングで聴きごたえある。

02.Car Wheels On A Gravel Road (04:44)
アルバムタイトル曲
耳に残るのはMando Guitarなのか、細かい高音の弦の音

03.2 Cool 2 Be 4-Gotten (04:42)
ストイックな感じもある。渋い。

04.Drunken Angel (03:20)
ややシャウト気味に。Lucinda Williamsと言えば、こういうのを聴きたいって思うかも。

05.Concrete And Barbed Wire (03:08)
ちょっと陽気なカントリー

06.Lake Charles (05:27)
Lucinda Williamsの出身地
ドブロ・ギターやアコーディオンが良い感じで鳴っていて、何度も聴きたくなる曲♪

07.Can't Let Go (03:28)
テンポを上げて

08.I Lost It (03:31)
エレキ・ギターで始まる。人は立ち上がれないほどの喪失を経験しても、また立ち上がることが出来る。タフで渋い歌。

09.Metal Firecracker (03:30)
軽快に始まる。ギターの音とドラムのリズムが気持ち良い。

10.Greenville (03:23)
スローなナンバー。アコーディオンが良いグルーヴを出している。

11.Still I Long For Your Kiss (04:09)
波のように押しては返すウネリがあって、エレキ・ギターの間奏も良いアクセントに。
未だに切望している感じが良く出ている。

12.Joy (04:01)
語り気味に歌う。エレキ・ギターやResonator guitar(円形の薄いアルミニウム製の共鳴板をブリッジの下に取り付けた)などの音が多めに入って、ヴォーカルにも少し効果が施されている。
エンディングは素朴な終わり方。

13.Jackson (03:42)
アコースティック・ギターで始まる。ゆったりとしたフォーク。



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Down Where the Spirit Meets the Bone : Lucinda Williams

2014-11-29 09:19:43 | album l


2014,9,30発売
スタジオ・レコードのアルバムで2枚組は初めてらしい。
61歳のルシンダ・ウィリアムス

アルバムは紙でカラーの折り畳み式のもの
歌詞カードのジャケットだけカラーで中の歌詞は読みやすくモノクロの写真が使われている。


ディスク:1
1. Compassion
アコースティック・ギターとヴォーカルだけの曲 やっぱり渋い
アルバム・タイトルのDown Where the Spirit Meets the Boneという歌詞が印象的
お父さんミラー・ウィリアムズの歌詞にルシンダが曲をつけたものらしい。

2. Protection
エレキギターとベースにドラム
すんなり期待通りのグルーヴ

3. Burning Bridges
イントロでやられました。
ヘビロテ♪
ブルース・スプリングスティーンの「ラッキー・タウン」も続けて聴きたくなる。

4. East Side Of Town
ミディアム・テンポのカントリー・ブルース

5. West Memphis
イントロから低音で めちゃくちゃ良い。何回かリピート。
曲全体としては、もう一つ。

6. Cold Day In Hell
ゆったりとしたカントリー
エレキ・ギターが良い感じで響く

7. Foolishness
これも渋い。lap steelという楽器の効果もあるのか。
ミディアム・テンポのロック

8. Wrong Number
ゆったりとしたブルース系ナンバー
ピアノとエレキ・ギターの色合いが印象的

9. Stand Right By Each Other
ミディアム・テンポでポップスに寄ったカントリー・ロック
良い感じ♪

10. It's Gonna Rain
アルバムの中では軽快な感じ。Jakob Dylanとのハーモニーが印象的

ディスク:2
1. Something Wicked This Way Comes
lap steel guitarの響きが印象的
ミディアム・テンポでキーボードの音も

2. Big Mess
この曲のイントロも良い。
気がかりな思い
少しシャウト気味

3. When I Look At The World
イントロで小椋佳の曲を聴きたくなった。

4. Walk On
タイトルを刻みよく繰り返し歌う

5. Temporary Nature (Of Any Precious Thing)
ミディアム・テンポで良い感じのルシンダ調

6. Everything But The Truth
ちょっと早口で歌うところが印象的
ポップな感じ

7. This Old Heartache
アコースティック・ギターを軽く鳴らしながら歌う
エレクトリック・ギターが入ってドラムとともにインパクト
ミディアム・テンポのカントリー

8. Stowaway In Your Heart
楽しげな感じで

9. One More Day
フォーンも入って、ゆったりとしたテンポ

10. Magnolia
J.J.ケイルの曲をカヴァー
原曲知らないけど
ゆったりとした感じ。



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Little Honey : Lucinda Williams

2014-09-24 20:58:22 | album l
Lucinda Williamsのニューアルバムが今月30日に販売されます。

Lucinda Williams
米国ルイジアナ州 Lake Charles 出身 1953年生まれ、現在61歳
1979年には1stアルバム「Ramblin'」を発売。
1998年には「Car Wheels on a Gravel Road」でグラミー賞を受賞

Little Honey
2008,10,14発売
9枚目のオリジナル・アルバム



1. Real Love
ロック調で歌声が彼女らしくしぶい

2. Circles And X's
更に渋いヴォーカルで始まる。演奏が始まって、更にぐっとくる。

3. Tears Of Joy
ゆったりとしたカントリー&ブルース・ロック・バラード ギターの音も渋い

4. Little Rock Star
アコースティック・ギターで歌い始める
男声コーラスも入り、じっくりと歌いあげる。

5. Honey Bee
ドラムも入って、唸る感じで歌うロック。

6. Well Well Well
カントリーと言えば良いかな?
チャーリー・ルーヴィンと
ジム・ローダーデイルの男声コーラス
笑い声で終わる

7. If Wishes Were Horses
渋い。弦の響きと歌声。その厚みのある深みのある表現。
コーラスも良い感じのスローな曲。

8. Jailhouse Tears
ルシンダ・ウィリアムスを絶賛していたエルヴィス・コステロとデュエット
ミドル・テンポの綺麗な曲。

9. Knowing
ゆったりギターで始まる。
フォーンも入って

10. Heaven Blues
ブルース
唸る声に刻まれるギターの弦の音
こういう曲を聴きたいんだという時にはまる曲

11. Rarity
これもまた渋いスローな曲
風が寄せては翻すよう

12. Plan To Marry
アコースティック・ギターが静かに
plan to marryと歌う部分は何とも言えない感情を含んでいて

13. It's A Long Way To The Top
AC/DCのカバー曲
普通にがっちりした曲


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Disconnected in New York City : LOS LOBOS

2014-03-29 16:04:19 | album l
40周年記念に2013年10月29日に発売された
ニューヨークのシティ・ワイナリーというライヴハウスで2012年12月に録音されたライヴ盤

元春レイディオショーで佐野元春が巻き舌タップリに紹介していたグルーヴが良くて
アルバムを手に入れて聴いています。
アルバムのジャケットは自由の女神が抜けた電源コードを持っているデザイン。




01. Intro
MCのみ

02. The Neighborhood
ドラムでリズムを取りながら 
ヴォーカルが入り、サックスにギター6分を超える演奏。

03. Oh Yeah
抑え気味ながらラテン風味の明るさと哀愁が混じる
サックスのメロディーが渋い

04. Chuco's Cumbia
キューバっぽさを感じるかな。
アップテンポでエネルギッシュに明るさを感じつつも哀愁も混じる。
サックスに細かく演奏されるギターのメロディー ちょっと溜めた感じで演奏される瞬間も魅力的

05. Tears Of God
優しく響くギターとゆったり、たっぷりと歌い上げるヴォーカル

06. La Venganza De Los Pelados
ラテンを感じるギター、フォーンがなぞって
ヴォーカルが混じって
渋い曲調に

07. Tin Can Trust
アコースティック・ギターの弦の音で始まる
ドラムにベースが入って、
ギターの繰り返すメロディーが心地よく
ヴォーカルも爽やかな感じで

08. Gotta Let You Know
ドラムがアップテンポにサックスが明るく盛り立てながら
ローリングする

09. Maria Christina
アコースティック・ギターが刻む音にパーカッションが軽快に
サックスやシンセ
ラテンな感じが堪らない
ヴォーカルが効いている。

10. Malaque
ギターが揺らめいて
サックスの追いかけてくる音にヴォーカルの歌で更に揺さぶられる感じ
フルートも入ってるのかな?ケーナっぽく。

11. Little Things
ギターとドラムの伴奏に渋いヴォーカル
ウーリツァーの唸り
渋いなあ~

12. Set Me Free (Rosa Lee)
軽快なギターの音にドラムとエレキ・ギター、ベースが入って次第に盛り上がっていく。
サックスとヴォーカルの絡み

13. La Bamba / Good Lovin' (Medley)
元春レイディオショーで佐野元春が巻き舌で紹介した魅力的なメドレー
ノリノリです。
ベスト・ミュージック♪


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Sally Can't Dance : LOU REED

2014-03-03 22:02:40 | album l
1974年発売の4thアルバム
丁度40年前にルー・リードがNYのスタジオで録音をしていたアルバム。



1. Ride Sally Ride
イントロのピアノとフォーンの印象が強い曲
黒人音楽の雰囲気はR&B的というか、コーラスがそれっぽいのか。

2. Animal Language
ポップでアップテンポな曲 ワンワン
フォーンのチャンチャンが効いている。

3. Baby Face
ヴォーカルがギターとウーリツァーに絡めた抑えた感じで歌う
甘い感じもするが、どうやらゲイの別れ話が内容になっているようで・・

4. N.Y. Stars
皮肉っぽく歌っているのが受けたのか
当時、このアルバムを作るのに否定的であったというレビューを読んだことがあるが
ギターの感じも良い感じだし、案外、気合を入れずに作ったり演奏したりするものが高い評価を得たりするということもあるのかもしれない。

5. Kill Your Sons
ギターにシンセ
語りかけるようなヴォーカル
病んでいる感じもする

6. Ennui
ギターの音の無り方が印象的 
退屈というよりは止めどなく溢れてくるやり切れなさを感じる
コーラスも入ったバラードっぽい曲

7. Sally Can't Dance
アルバム・タイトル曲
ギターにフォーンにコーラス
なんだかイマイチだなー

8. Billy
アコースティックギターにヴォーカル フォークっぽい。
親友のビリーがベトナム戦争に行って、精神的な病にかかっていた自分は出陣せず。
戦地から戻ったビリーは精神を病んで別人になってしまった。
何がおかしいのか?人を殺しにいってない分、病にかかって出陣していない自分の方がましな生き方だと思っているとでもいうような
フォーンが鳴り響く

9. Good Taste
ウーリツァーの示すラインが良い感じ
ギターも良いなー

10. Sally Can't Dance ~SINGLE VERSION~
シングル・ヴァージョンの方が良い感じ♪
そう言えば、元春レイディオショーでルー・リード追悼特集で流れていました。
2013,11,12放送。



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