最近、キャンペーン張って京セラドーム、東京ドーム4日間ライヴを構えているので当然なんだろうけれど、Perfumeの情報が多い。
どうしようかと考えている間に売り切れになる商品はあるけれど、今回はROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2013年 11月号がPerfumeの2万字インタビューというのもあって、久しぶりに買って読んでいます。
小栁大輔インタビュー
3人に個別にインタビューしており、10年来の付き合いがあり、ロンドンなどにも同行するインタビュワーとして、こういう雑誌の内容は面白さが、単なるインタビューと違っている。3人の魅力を引き出しているし、ユニットの魅力も、虚構と現実にショウ・ビジネスがある世界の現状や心理も交えた話。雑誌を買って読む価値をしっかり見いだせるものになっている。
以下は僕の感想や気になったことがメインかな。内容は雑誌を読んで下さい。読み応えあります。
こういう雑誌は残っていて欲しいなー。
樫野有香 1988,12,23生まれ 何処かクールな印象のある かしゆかに対して、とても以前から感じていることとマッチしてしっくりとしたのは、彼女が「作品を作っている感覚」と仕事のことを表現していたこと。
新しいレコード「LEVEL3」を発売するタイミングはドームツアー、そしてヨーロッパツアーを見据えたもの。
プロデューサーは同じでも、キャンディーズとは違うし、アイドルというのでもない。
かしゆか自身は
何になりたいというのが全くなく、超ネガティヴでタイツとかスカートとかも嫌いだった。幼少から人と同じことをしないで・・・話している内容がスッキリしていて、こういう感じが かしゆか っぽいなと思いながら読んでいた。
大本綾乃 1988,9,20生まれ のっちに対して、いつもポジティヴな印象が強いインタビュワーのコメントの入りで始まる。
新しいレコード「LEVEL3」はPerfumeのファンでも、(歌詞とかでも)Perfumeのストーリーを共有していなくてもわかる。
LEVEL0 1 2 3 も、こういう捉え方があったのかとも思った。
苦じゃなく、人に左右されやすいという のっち。
幼少の話。小3でアクターズスクールに入った話。上京した当時の話。髪型をボーイッシュにしてスイッチを入れた。
私は私でいいんだ。というのが固定観念を変えた。
突き抜けていく「チョコレイト・ディスコ」 僕がPerfumeを聴く決定的になった曲でもあるんで、のっちにとってのこの曲も持つ現時点での思いも面白く感じた。
西脇綾香 あーちゃんが本名だと思っていたという あーちゃん
Perfumeはこうあるべきだ という理想を掲げて、無謀とも思える構想も克服して実現してきた。
アルバムのタイトルが決まらなかった話。「13~14年も一緒にいてまだ3なんかい」「向上心の塊だねえ」。
お母さんの話。お母さんに教えられたこと。お母さんや家族に喜んでくれるけん、これも頑張る。
PerfumeでのMCでは、あーちゃんの発言が印象的だが、誤解を生むこともしばしばありながらも、素直な思いや、苦労して現在進行形かつ発展途上ながらベスト尽くして楽しんでやっている。スタッフ目線や自分の本心やファンの目線を考慮して、人から素敵なことを言う素敵な人だなと憧れるわ、と言ってもらえるような人になりたい。自分のことを信じてくれる人には魅力的なものを見せたい。
ハリセンボンの春菜とのことも。
「ポリリズム」がPerfumeに沢山のチャンスをくれた曲
自分たちのエゴだけでは楽しんでもらえない。お客様が楽しんでくれて、それを見てスタッフが満たされて、楽しくて、その全体を見て、お母さんたちは凄く嬉しい、みたいな。意味合いも自分たちに合っている。
繰り返すこのポリリズム 巡り巡る。