存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

EP 1&EP 2 : YUMI ZOUMA

2015-07-03 19:20:47 | album y
2015,3,11発売
デビューEPと2nd EPをコンパイルしたコンピレーション・アルバム
日本盤をネット・サーフィンしていて購入
既に何度も聴いているんだけど、なかなか良い感じのアルバムです


YUMI ZOUMA
レトロなエレクトロニカなバンド。女性ヴォーカル。
ニュージーランド出身のCharlie Ryder、Josh Burgess、Kim Pflaumによる3人組のバンド



視聴

1. DODI
弦が弾かれる
この何とも言えない音の響きが懐かしさもあり♪
ウィスパー ヴォーカル

2. ALENA
ベースとリズム 高音に抜けるウィスパー・ヴォーカル
ピアノのような高音に心が揺れる
クールな印象も
シティ・ポップなエレクトロニカって表現されているのは、この曲なのかな?

3. CATASTROPHE
軽めのポップな曲 うーん・・後半ヴォリュームが大きめに

4. SECOND WAVE
ウィスパー・ヴォーカル 
メロディーが これもどこか懐かしく感じる
クラップ

5. SONG FOR ZOE & GWEN
シンセで始まり、ギター
鳴り続けている音
ヴォーカル

以降 デビューのEP
6. A LONG WALK HOME FOR PARTED LOVERS
声が明るめになった。日本語のラジオの音声をサンプリングした音。
2013年にネットのやり取りで最初に作った曲とのこと。

7. SALKA GETS HER HOPES UP
これもスッキリした声
おっと、渋い音が入っていた!

8. THE BRAE
イントロから良い感じ♪
ポップで爽やか

9. RIQUELME
J.BOYっぽい。
歌声が遮られる


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アカシア : 遊佐未森

2015-04-06 19:14:53 | album y
19年前に発売されたものを初めて聴く♪
アルバムジャケットの写真にとどまらず、歌詞冊子には写真が沢山使われているアートワークも楽しめる。

1996年1月21日発売 9枚目のオリジナル・アルバム



1.風が走る道
イントロの低音のリズム
冨田恵一のコンピュータ&シンセの音
ギターやドラムの演奏もあるけど、自然の空間に抜けていく感じはシンセの音かな。
切なさと熱っぽさ
とても心地よい曲♪

2.虹を見ること
ポップな遊佐未森作曲の曲。
種とも子っぽさも感じる。

3.野生のチューリップ
スピッツの草野正宗の作詞・作曲
2曲目から間を取らずに入る。
ヴォーカルの多重録音の感じは気持ち良いけど、曲自体はイマイチかな。

4.海のように青い
乾いたパーカッション、カスタネット
揺れる魅力的なメロディーに美しい歌声
これも良い感じ♪

5.銀の砂 金の星
遊佐未森 作詞・作曲
流れるようなメロディー
シンセのストリングスも入って心地よい。

6.アントワープへ
遊佐未森の作詞・作曲
いつか あなたと行きたい
うつくしい あの場所へ
という短い歌詞。スキャット。

ピアノでゆったり

7.ピクルス
遊佐未森の作詞・作曲
野見祐二のシンセ&コンピュータ
低音が響く中、ストリングスとアコースティック・ギター
スッキリ

8.天使のオルゴオル
エレクトロニカっぽい始まり方。
ガラスが擦れたような音
透明感のあるスッキリした曲。

9.夏のてのひら(acacia mix)
シンセとコンピュータでの音だけど
アカペラで聴いてみたい1曲。

10.月の船
シンセとコンピュータ、ウーリツァー。
とてもスローな曲

11.たしかな偶然(acacia mix)
可愛らしい曲




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momoism:遊佐未森

2015-03-30 00:22:28 | album y
1993,5,21発売
7枚目のアルバム
最初と最後の曲以外は野見祐二がコンピュータ・シンセサイザーのプログラミングで参加。

アルバム・タイトルは、当時、彼女の周囲でほっぺが桃みたいな赤ちゃんが何人か生まれて幸せいっぱいに。
悲しいニュースが流れ、こんなふうになってしまうために生まれてきたはずじゃないと強く思い、人の心の優しさや掌の暖かさを歌っていきたいとの思いで『momoism』となったようだ。




1. オルガン
遊佐未森のオルガン演奏
気持ちが落ち着きます

2. ロンド
作詞 三浦順子 作曲 遊佐未森
鐘の音で始まる。シンセのストリングスが広がる。
色んな音が鳴っている。広がっていく感じがする。

3. 森とさかな
作詞 三浦順子 作曲 遊佐未森
バグ・パイプっぽい音で始まる。
リズムや音的にはテクノっぽさが出てるかな。

4. ハープ
作詞 三浦順子 作曲 遊佐未森
ワルツ
斉藤葉のハープ
に歌がメインとなるところはうっとり。

5. 桃
遊佐未森の作詞・作曲
やわらかな五月の風に生まれてくる天使の子
ヴォーカルの美しさが引き立つ

6. 土の話
作詞・作曲 外間隆史
ギターは高野寛
民族音楽のような声に鳥肌が立った。

7. 虫の話
作詞 遊佐未森・外間隆史 作曲 外間隆史
アコースティック・ギターとシンセのストリングス的な音をバックに
スポークン・ワーズ的に始まる。
美しい遊佐未森の歌声で独特の世界が始まる。

8. 一粒の予感
作詞 三浦順子 作曲 遊佐未森
プログラミングされた音でアップテンポに
流れるように歌う
裏のエレキ・ギターなどが効いている

9. 水辺にて
遊佐未森の作詞・作曲
ゆったり美しい曲

10. エピローグ
作詞 三浦順子 作曲 遊佐未森
おやすみなさい
おかえりなさい
日本語には美しく優しい挨拶があると改めて感じる優しい曲

11. 月夜の散歩
遊佐未森の作詞・作曲
歌詞は少なく、リズムが面白い

12. ブルッキーのひつじ
遊佐未森の作詞・作曲
ストリングスとトイピアノかな?
イントロから可愛らしい。hey
ヨーデルも少々
『ブルッキーのひつじ』というジー・シー・ブレス作の童話からインスピレーションを受けた曲。



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HOPE / 遊佐未森

2015-03-29 10:41:01 | album y


1990年9月21日 発売の4枚目のオリジナル・アルバム。

ジャケットのロバと遊佐未森の写真が歌詞カードにも
FUmiko Hiranoさんのイラストがあり
「夢の扉」という夢の話が掲載されている。
アート・ワークも楽しめます。

1.Forest Notes
作詞 工藤順子、作曲 外間隆史
季節感はないけど、初めてのものに臨む季節にピッタリかも

2.雨上がりの観覧車
作詞 工藤順子、作曲 外間隆史
最近、観覧車に乗ってないけど、歌詞のように、ふとこういう思いをすることがあるかもしれない。
少しそわそわする曲。

3.いつの日も
作詞 井上妙、作曲 遊佐未森
イントロは祭囃子が始まりそうだけど、歌い始めて、鈴木さえ子のファンタジーっぽい曲を感じた。

4.雪溶けの前に
作詞 工藤順子、作曲 中原信雄
メロディーラインが魅力的
25年ほど前にリアルタイムで聴いていた人には、どう感じられたんだろう?

5.Holiday Of Planet Earth
作曲 外間隆史、中原信雄、遊佐未森
イントロのタイプを打つような音から沖縄っぽい感じのメロディーが一部
笛っぽい演奏
歌っている部分もあるけど歌詞は掲載されていない。

6.夢をみた
作詞 井上妙、作曲 外間隆史
自然と通り過ぎる音楽

7.午前10時午後3時
イントロのアコースティック・ギターとコーラスが良い感じ。

8.君のてのひらから
遊佐未森の作詞・作曲

イントロから素晴らしい。このメロディーライン好き♪
白鳥座の「鬼無里村から」っぽい

9.夏草の線路
作詞 工藤順子、作曲 外間隆史
バグパイプっぽい音も
爽やか、感傷的な面も

10.Echo of Hope
作詞・作曲 Phirip Judo・外間隆史

なんだこの歌は?
メロディーが予想しない方へいって、ビックリ
でも、こういう感じも良い感じ♪

11.野の花
作詞 工藤順子、作曲 外間隆史
ゆったりとした曲





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檸檬 : 遊佐未森

2015-03-01 11:19:00 | album y

谷村新司の番組「地球劇場~100年後の君に聴かせたい歌~」
100年後の日本に残したい「歌遺産」を、毎回 新発見・再発見していく
というゲストを迎えて、さまざまな歌とトークで紡ぐ。
という番組もある。

遊佐未森とは直接関係ないけれど、こうした魅力的な歌が自然と或いは意図的に引き継がれていくのも
歌の要素なんだろうけれど、歌詞がいつまで同時的な感情を呼び起こすのかは不明だ。
言葉は変わっていく。
しかし、言葉を超えて伝わるものもある。

この番組の第10回目のゲストであった徳永英明の回を見ていた。
谷村新司が「レニー・ブルー」のコーラスを自ら編曲してリハでぶつけて歌うというシーンはチンペイさんらしいなあと思った。
その徳永英明がカヴァー集『VOCALIST』を2005年から10年間 合計6枚発表してきた。
「さよならの向こう側」という山口百恵の引退ライヴでの曲を最後に、このシリーズを一旦終わりにするとのこと。

さて、遊佐未森さんのアルバム『檸檬』

■オリジナル発売日:2003年7月10日(TOCT-24813)
■大正から昭和初期の戦前歌謡の名曲を歌い継いだ、遊佐未森初のカヴァー・アルバム。
■自身の音楽的ルーツを集大成した企画で、洋楽曲がジャズ・ソングと呼ばれていた時代のポップス曲「小さな喫茶店」

カヴァー・アルバムとしては、もう一枚、『スヰート檸檬』もあり、こちらも気になっています。

01青空
「MY BLUE HEAVEN」が原曲
1928年
ボサ・ノヴァっぽい間奏

02月がとっても青いから
1955年 菅原都々子 彼女の父の作曲
遊佐未森の声だけで構成されていて美しい

03南の花嫁さん
1942年 高峰三枝子
ミッドウェー海戦の頃のヒット曲
南国ムード

04アラビアの唄
1曲目の「青空」のカップリング曲
フォーンが1曲目と同様、ジャズっぽくしている感じもある。
異国情緒を演出してるんだろうけど、アラビアっぽさは感じない。
ギターは清水ひろたか

05ゴンドラの唄
1915年 松井須磨子
島村抱月・松井須磨子夫妻が結成した劇団「芸術座」が上演した「その前夜」の劇中歌

いのち短し 恋せよ少女(おとめ)
朱き唇 褪せぬ間に

名曲だと思う。遊佐未森が甦らせている。

06小さな喫茶店
1935年 中野忠晴
ドイツ生まれのコンチネンタル・タンゴ
当時、恋人が喫茶店でデートすることが流行ったとのこと。

喫茶店で向き合って、ひとことも喋らず
ラジオから流れてくる甘い歌を優しく歌っていたけれど
二人はただ黙って向き合っていた

という時を回想する。
バンドネオンがその雰囲気を出している。

07夜来香 (イエライシャン)
1950年 李香蘭
中国風味のスロー・ルンバ
イントロの演奏が、昔の曲っぽい演出していて面白い。

08蘇州夜曲
1940年 渡辺はま子
霧島昇・渡辺はま子として二人で歌っているのがオリジナル。
李香蘭も映画「シナの夜」の劇中で歌っている。

09森の小径
1940年 灰田勝彦
これも遊佐未森の声だけで構成されていて、美しい。



コメント (2)
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