2009,3,10発売
オレカTXというユニットを知ったのは、女優 野村 佑香の旅番組の どこかで流れていた。と記憶しているんだけど。
ワールド・ミュージックとか民族音楽とかがお好きな方にお勧めかな。
albokaという管楽器こんな感じの音が魅力の一つカナ。
Bendirという手で叩く太鼓
Morin khuur(モンゴルの馬頭琴)
lute(リュート 中世のヨーロッパの弦楽器)
以下、コピペ
●イゴール・オチョアとアルカイツ・マルティーネスによるオレカTXは、手に持ったすりこぎ状の棒を下に置いたいくつかの板きれに打ち付けて音を鳴らすバスクの伝統楽器チャラパルタを操る2人組。輸入盤として日本でも一部熱狂的ファンを獲得したファースト作「QUERCUS ENDORPHINA(2001年)」に続くセカンド作「ノマダクTX」。
●2000/2001年とスペイン・バスク地方を代表する伝統楽器トリキティシャ(ダイアトリック・アコーディオン)奏者、ケパ・フンケラのサポート役としても来日しています。その頃から、ミニマル的でオーガニックなチャラパルタの音色とその複雑で独特なリズムを活かしつつ、他の音楽との橋渡しを試みてきた彼ら。本作では、ラップランド、インド、モンゴル、北アフリカのサハラ砂漠などで、現地の伝統的ミュージシャンとコラボレーション!1曲目からホーミーがフィーチャーされ、その後もインドの口タブラやシタール、ヴィーナなどか聞こえてきたかと思うと、砂漠のブルースのようなギターが流れ、イヌイット系のラップランドのコーラスが入ってきたりと、一筋縄ではいかないサウンドを展開しています。親指ピアノなどとも共通した趣きのあるチャラパルタの音色は、これら異文化の特徴的なサウンドとも、一切違和感なく聞き手の耳に入ってきます。
●また、このアルバムを制作するにあたって、様々な土地を訪れた彼らの模様を収めたドキュメンタリー映画「nomadak tx」も制作され、サン・セバスチャンやメルボルンを含む14もの国際映画祭で受賞。この映画は、日本でも一部映画館で上映されています。(邦題:「遊牧のチャラパルタ」)
●木と木が触れ合う、優しくも存在感あるチャラパルタの音色に身を任せ、オレカTXと共に音楽の旅に出る、そんな雰囲気も持ち合わせたアルバムです。
01. Lauhazka ギャロップ
モンゴルっぽい。ホーミーと馬頭琴。テンポもギャロップというタイトルなら、なるほどとわかる。
02. Saapmi サープミ
中東っぽさを感じる。女性のスキャットも入っている。albokaやヴァイオリンなど疾走感のある曲。
03. Garinisa ガリニサ
シタールの響きから始まる。チャラパルタが入って、男性のインドっぽいヴォーカル。静かな曲。
04. Jai Adivasi アディバシの祭
タブラと口タブラとシタールなどの楽器も。
この曲、チャラパルタの演奏が、教授のONCE IN A LIFETIMEあたりの感じもあって好き♪
05. Areloreak アレロレアク
lute(イタリアの弦楽器)やヴァイオリン、ベース、バンジョー、albokaなどなど
ちょっと暗めの曲。
06. Dzuud ズゥド
ホーミーっぽいヴォーカル。中東っぽいメロディーもあったり。複雑で楽しい。
07. Lakuko Lotura ラクコ・ロトゥラ
石のチャラパルタにコンピュータ・プログラミングの音。最後はプログラミングで水っぽい音。
08. Bagu-Ahmedabad バグ-アフメダバド
語りが入って、タブラ。男性スキャットも交えて、低音が響いていて面白い。
09. Ice TX アイスTX(氷のチャラパルタ)
氷を切ってチャラパルタを作って演奏しているようだ。
ジャケットにもそれ風の絵が描いてある。
確かに氷の反響音と言えばそう聞こえる。面白い。
10. Amazigh アマジグ(誇り高き自由人)
Amazonの語源だったかな?
女性の透き通ったコーラス。とalbokaという管楽器とチャラパルタ
11. Harpeslat アルペスラト
アイス・チャラパルタとハープ、女性のさらっとしたヴォーカルに、ホーミーっぽい歌も。絵はイヌイットのイグルーが描いてある。
12. Ebue Ebue エブエ・エブエ
女性の子守歌のような歌にMorin khuur
13. Etzgarit エズィガリト
bendirのリズムやヴァイオリンとリュートとかけあいが良い感じで、チャラパルタもとても良い。
荒野に臨むドキドキ感
14. Martxa Baten Lehen Notak マーチの始まりの音
男性の話声。チェロが哀愁のあるメロディーを奏でる。
石のチャラパルタ