存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA 『ヤァ! 40年目の城ホール』

2021-04-05 20:33:20 | 佐野元春

佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA

    『ヤァ! 40年目の城ホール』

去年はグッズの販売もないままだったけれど、今回は雨の中のテントで様々なグッズ販売も行われていた。
リストが沢山あるけれど、どれがどれか、Tシャツなどのサイズもばらつきがあった。
VISITORS TOURのTシャツまであった。
愛が分母のシャツキャップはお目当てサイズもなかった。
全国から集まってきたファンが
佐野元春のライヴへの期待をいっぱい込めて集まっているのを感じながら
久しぶりにホールへ

武道館で行われたライヴと同様のメンバー

撮影用カメラが入るとのアナウンスも。

THE COYOTE GRAND ROCKESTRA

    佐野元春:Guitar, Vocal
    小松シゲル:Drums
    深沼元昭, 藤田顕:Guitars
    高桑圭:Bass
    渡辺シュンスケ:Keys
    Dr.kyOn:Piano, Organ
    大井'スパム'洋輔:Percussions
    山本拓夫、西村浩二:Brass Section

今回も演奏にかなり期待していた。
所々、MCも入って
 パンデミックの中で今日この公演が開催されたこと、みなさんのご協力に感謝します。

 80年代はザ・ハートランド、90年代はホーボーキングバンド、そして今のコヨーテバンド
 僕の音楽にはバンドとともにありました。そして、ここには居ない僕を助けてくれたメンバーにも含めて心から感謝したいです。

 詩を知ってる人がいたら一緒に歌ってください。   心の中で

 ハートビートでは元春のライヴの世界にどっぷりと浸って、ファンのみんなと一緒に揺れていた。

 僕たちミュージシャンも仕事ができなくなっちゃって、バンドでレコーディングをしました。
 愛は分母、合言葉

 ロックンロール・ナイト
 元春のシャウトは凄まじく、城ホールに響き渡り、客席のみんなの胸に響いた。涙が出そうだった。

 ヤング・フォーエバーでは青いギターを抱えたDr.kyOnが前に出て来て
 アッキーと並んで演奏し、ここはこうやるんだよって感じでポーズを取り、アッキーも同じ動き
 Dr.kyOnの動きは僕の演奏で反応する要素にマッチしてることが多くて、ここでこの音、ここでこの間

 吉増剛造さんと対談した話。愛犬のゾーイが撮影スタッフに愛想を振りまいて、一番のエンタテイナーだった。
 エンタテイメント

  ポーラスターの後に、パンデミックを経験してひとつ判ったことがある。国はあてにはならないってことだ。(言ってやったぜ というような仕草で  もうヤケのヤンパチだ!  後退して後ろを振り向いてお尻ふりふりの動きも)
 次はちょっと息継ぎ、海辺に行く歌 バイ・ザ・シー

 ニュー・エイジで元春のウォークのポーズ

 「悲しきレイディオ」での「ムード盛り上がれば」での、お客さんの手拍子が絶妙
 歓声ではなく手拍子で

 元春のハーモニカも素晴らしく、感動して拍手が鳴りやまず

 ヤングブラッズは武道館では演奏されず、大阪のみ。
 途中、元春がコードに絡まったか、ギターを並べているドラムセットの前でギター何本かとともに転倒。
 ふらついて倒れたのか心配だったが、スタッフが走って来て、元春に声をかけて肩を叩いて頷く元春。
 アッキーと山本拓夫が前に出て来て激しく演奏
  スティックを渡された元春は前に出て来て、少しスティックでリズムを取るが
  客席を煽って もっともっとと
  歌えない状態なのか、どうしたんだろうって心配して観ていたら、歌い始めた。
 その後も両手を客席に下から上に向かって上げて客を煽る元春

 アンコール
  先に何人かと一緒に出てきた元春、バンドのメンバーがまだみたいだね。
  揃うのを待って
  今回の大変な中での開催、本当にみんな今日は有難う。
  そして、今日ここには居ない全国のファンのみなさんにも届くように、次の歌を歌いたいと思います。
  約束の橋

  本当に、来ることが出来なかった人たちの思いをすくってるなと思っていた。ツイッターなどで行けなくなった人たちの声を知っていたんだと思う。

 アンコールの後、最後に
 僕の人生で大切なのは音楽 そしてライヴ。
 この先、どんな世界になっても
 僕の音楽の魂をブチ上げていきたいと思います。

 どの曲も素晴らしく夢の時間だった。心の中に佐野元春の音楽があって、それぞれの人生に寄り添う音楽があって、また明日から暮らしていくんだろう。次のライヴが楽しみだ。次のレコードが楽しみだ。
 

2021(令和3)年4月4日 日曜日
15:45 開場
17:05頃 開演
19:55過ぎ 終演

    1 ジュジュ
    2 ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
    3 新しい航海
    4 レインガール
    5 ダウンタウン・ボーイ
    6 レインボー・イン・マイ・ソウル
    7 ハートビート
    8 ワイルド・ハーツ
    9 愛が分母
    10 合言葉〜SAVE IT A SUNNY DAY〜
    11 ヤァ!ソウルボーイ
    12 ロックンロール・ナイト
    13 ヤング・フォーエバー
    14 朽ちたズラタン
    15 禅ビート
    16 ポーラスタア
    17 バイ・ザ・シー
    18 東京スカイライン
    19 La Vita e Bella
    20 エンタテイメント
    21 純恋(すみれ)
    22 誰かの神
    23 空港待合室
    24 優しい闇
    25 ニュー・エイジ
    26 悲しきレイディオ
    27.ヤングブラッズ
    28 SOMEDAY
    29 アンジェリーナ

    アンコール

    30 約束の橋

コメント
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