存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

MIZ / Sundance Ranch

2022-05-19 21:36:30 | album m

2022,3,9発売
MONO NO AWAREの玉置周啓と加藤成順によるアコースティックユニット“MIZ”のセカンド・アルバム
彼らの曲については、やはりGOTCHの影響があったからだったような気がするが、
「人生、山おり谷おり」 MONO NO AWARE  のアルバムを2018年に買っている。

ファースト・アルバムについて書いていたつもりだったが、どうもブログにアップしていなかったようだ。
Kings Of Convenienceというノルウェーのバンドの影響があるとのこと。

前回のファースト・アルバム「Ninh Binh Brothers Homestay」はベトナムでの録音
今回のセカンド・アルバムは北海道で録音

GOTCHや坂本美雨の紹介していたMIZのファースト・アルバムは今も時々聴くアルバムになっているので、セカンド・アルバムにも期待していた。その期待通りのアルバムが今年発売された。

BOOKには二人の写真や風景やキャンピングカーの写真
歌詞は裏ジャケットに書いてある。

東京から北海道をキャンピングカーで横断しながらレコーディングからミュージックビデオ撮影等の全工程を追ったロードムービー的作品となっており、札幌にある芸森スタジオのエコールームで100%天然のリヴァーブ成分のみでレコーディングされた
とのこと。

1  Where did you go?  3:17
HEY どこに行ったんだ? 森の奥の方

アコースティックギター ズレた音
パーカッションが優しく鳴り始めて、口笛
軽く躍動して進んでいくようだ

2  ようらん  3:58
「ゆっくり、注意しなさい」という意味のタイトル
八丈島の島言葉で唄われた曲

方言が歌として記録されること
しかもこうし新曲で残る。

3  クロスワード 4:22
アコースティックギターの音が流れ
ベースとパーカッションのリズムが静かに効いて来る

会話の空気を埋めるように模範解答を求めてる

埋まらないよ思うようにワードなんか浮かばないよ


4  かんかん照りの夏に  4:45
アコースティックギター

子供の頃の夏の風景を心の中に持っている人には
そのことを思い浮かべるかもしれない

ミンミンゼミ
神社
田園通り
白い浜辺

そういうった風景ではなくても

かんかん照りの夏に
りんりん風が抜けて
振り向いたら ゆらゆら

は共有するものなのかもしれない

5  ジョーク  4:26
アコースティックギター

笑いを取るためのつもりかもしれないけど、私を傷つけるジョークなんて良いから
どうにでもなるような日々を過ごそう

6  ようこそはるばる  4:49
アコースティックギター
ドラムス

その気になったら会える
と言い聞かせながら、いつまでも待てるから

7  芝生  4:28
アコースティックギター
ドラムス
ベース
ボサノヴァっぽい

とても彼ららしい少し癖のある歌い方

それは芝生 昔の芝生
しばぁふぅ

8  ティータイム  3:46
アコースティックギター

木登りは木登りさ
のメロディーはMIZって感じがする

ただのティータイムじゃない歌詞

知らぬ間に着いた街で幽霊と遊んだら最後
虜になってしまう 帰り道も知らないで

9  キャンパーを飛ばして  2:54
アコースティックギター

キャンピングカーの写真からキャンプをイメージする

肌寒い音がして目覚めた朝は 灰色の海の色と同じ雲が揺れていたので

10  Midnight in echo room  2:04
インスト
タイトルの通りに夜中に楽器を鳴らした音にエコーもかかったりして
歌ってる声も聞こえる

 

コメント
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