存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

LAUSBUB  /  M.I.D. The First Annual Report of LAUSBUB

2022-11-15 22:25:04 | album l

LAUSBUB

こちら

2021年、SNSを中心に当時は札幌の同じ学校に通う
高校生であった岩井莉子と髙橋芽以によるLAUSBUB(ラウスバブ)の「Telefon」が話題となった。

当時は

岩井莉子(いわい りこ)
2003 年6 月4 日(17 歳)
ギター、シンセサイザー、DJ、エレクトロニクス担当

高橋芽以(たかはし めい)
2003 年8 月17 日(17 歳)
ボーカル、ベース担当

僕が初めて彼女たちを知ったのはサカナクションの山口一郎がネットで紹介していたのを見た時だった。
思わず、おおーと声が出て、その後に何度かリピートして聴いてきたのである。

そして今年、ついにLAUSBUBの初のEP作品がリリース!

70年代の英インダストリアルバンド “Throbbing Gristle”へのオマージュであるタイトルを冠した本作は、
サウンドとメロディーセンスを再認識させられるリード曲「Wind City」、Sound CloudやEggsでも公開され
ていた「The Catcher in the Dai」「Get Stir Crazy」のリテイク&ニューミックスバージョン、そして
細野晴臣の名曲「Sports Men」のカヴァーを含み、本格的ニューウェーブ・テクノポップ・バンドとしての
実力と可能性を感じるに充分な6曲(ボーナストラック1曲)を収録。 

インタビュー記事を更に発見

こちら

驚いたのはやはり、「受験勉強に集中している時期に、YMOの『TECHNODON』(1993年)を聴き込んでいた」
ということで、以下のレビューとマッチしました。

EPのタイトル『M.I.D. The First Annual Report of LAUSBUB』は、
Throbbing Gristleのアルバム『D.o.A. The Third And Final Report』(1978年)のオマージュなんです。

「第一次活動報告書」というとおり、高校時代からの活動の総集編という趣旨で、いままでのふたりの活動をみんなに報告しよう、という。

歌詞カードは読みやすい

1. Ambient Fog
アンビエントな 霧が広がる

2. Wind City
英語歌詞 単語を呟く 裏で鳴っているエレクトロニカなうごめき
少し突き放したような 反響 リズム
ウィスパーヴォイスだけど どこか大貫妙子も感じる

3. The Catcher in the Dai -Radio Session-
ライ麦畑で捕まえて
をもじって 大麦のこと
北海道っぽい歌詞も

再生YMOっぽさもあったり
揺らぐシンセ
リズム音
そこはことなくテクノの魅力

二人が歌ったり
詩を読んだりしてる
声 可愛らしい

4. Sports Men
割と最近、聴いていたのは2007年前後のYMOのロンドン、ヒホン公演のライヴ音だったけど
こうしてカヴァーされていても細野晴臣感覚はたっぷり
LAUSBUBのヴォーカル

5. Get Stir Crazy -2022 mix-
どこか懐かしい
イントロのシンセが心地よく
テクノデリック的な音の広がり
ファルセット気味なヴォイス

6. Wind City -CM Edit- (Bonus Track) 
ちょっと教授のCM曲っぽくもあるのか
引き込まれる

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする