霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

年寄りの知恵

2008-04-07 20:49:39 | 生活
先月末の竹薮の刈りの時に、刈払機に刈り取られた小枝の破片が猛烈な勢いで左目を直撃した。
痛さよりも先に「失明したのでは?」と心配するほどの衝撃だった。
目を開けられないぐらいの痛さと流れ出る涙を拭きながら何とか「見える」ことを確認できたときは「ホッ」とした。
この種の仕事をする場合は「メガネをかけなければ」と反省させられた。

暫らく充血していたが順調に回復して来ているものと思っていたら、数日前から急に上まぶたにトゲかゴミでもあるような違和感があり、まばたきするたびに痛みが伴い常時涙が流れる情けない状態となった。
オバサンの素人診断では何も発見できず、目薬を差したり水を張った洗面器に顔を突っ込み目をパチパチさせたりしても事態は解決しなかった。

「そのうち治るだろう」とタカをくくっていたが、三日目となった昨日の日曜日になっても痛みが取れず、病院嫌いのオジサンも痛さと不便さ加減に我慢ができず医者に行く覚悟を決め、事前に実家の母に相談した。
息子と異なり病院通いにかけてはその道のプロである母は情報量が豊富。
休日当番医のことや何処がヤブ医者か等々を詳細にアドバイスしてくれた。

その時「取れにくい目のゴミを取るとき、昔は手ぬぐいをコヨリにし唾液で濡らしてから、まぶたの下に差し入れてワイパーのようにして拭きとったもの」とアドバスイしてくれた。
痛みから早く解放されたい気持ちが強く、藁にもすがる思いで早速オバサンにやってもらった。
生憎手ぬぐいは見つからずハンカチを使ったが、処置後布で目の中を拭かれた違和感は残ったが、それまでの痛みは見事に消えていた。

この忙しい時に病院で半日潰すのは勿体ないと思っていたが、予期せぬところに救世主が居て本当に助かった。
年寄りは大事にしなければならないと改めて思った次第。



プリムラはラテン語。
早春に他の花の先駆けて咲くことから「最初」という意味があるという。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする