霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ストレス解消

2009-02-27 21:46:27 | 山菜
積雪で外仕事が進まないのは時節柄止むを得ないが、バッケ採りまで「ご無沙汰」となったのには参ってしまった。
産直の店頭にもバッケは無く、ここ一週間は他の生産者も収穫出来ないでいるようだ。

こんな「潜在一隅のチャンス」を黙って見過ごす訳には行かないと思い、南斜面の土手なら「何とか収穫できるのでないか」と淡い期待を持って二人で出かけた。
案の定、未だ雪が融けていない斜面も多かったが、短時間でそこそこの収穫量となったのは予想外だった。
通常なら翌日出荷となるところだが、今日は早々に「出荷に及んだ」のは言うまでもない。

久し振りの「バッケ採り」で溜まっていたストレスも発散でき気持ちも「スッキリ」した。


(間伐で明るくなった杉林)

バッケ(フキノトウ)の出具合が年によって極端に変動する場所がある。
その原因が何故かは分らなかったが、最近になって「前年の草刈りの時期」で大きく左右されることに気付いた。
「草刈り時期」を調整すればバッケの収穫量を増やすことは難しいことではないかも知れない。

中山間地には急斜面の土手が沢山ある。
大きなハンディとなっているその土手をバッケの栽培地として活用できるとしたら、こんな画期的なことはない。

コメント (2)
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