霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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感動の講演会

2009-02-13 21:18:38 | 産直
認定農業者を対象にした講演会があった。
講師は長野にある道の駅「雷電くるみの里」の代表者の唐沢光章氏。
周辺人口も交通量も少ない田舎町で「徹底した地元産へのこだわり」で年商四億円もの売上を誇る取り組み事例が巧みな話術で紹介された。

目先の売上に捉われ「お客様のニーズに応ずるため」という大義名分の下で安易に市場等からの仕入れ物を並べる「産直」が多い中で「徹底した地元産へのこだわり」は「言うは易く行いは難し」という代物。
だが、実は「徹底した地元産へのこだわり」こそがお客様のニーズに合致していることをこの「産直」は証明してくれていた。

また、「道の駅」で働く人達に対しても安易にパートで済ますことなく正社員化し、スーパーとは異なるプラスアルファの接客を求めている点も大いに勉強になった。

話しの内容も素晴らしいものだったが、その揺ぎ無い「基本スタンス」の確かさに感動させられた二時間だった。



講演後の懇親会で世話役の市役所職員に「認定農業者だけではなく道の駅の責任者にも声をかけして欲しかったね」と話したら「声をかけたのだったが川崎は来たが厳美は来なかった」とのこと。
何の勉強会でも「一番聞かせたい人が参加しない」というのはよくあることだが、今回だけは「是非参加して欲しかった」と残念に思えてならない。
コメント
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