Stay hungry

「難を転ずる」と言われている南天の赤い実を年賀状の写真に使おうと用意したが、時間的に
それもかなわず、恒例としていた手書きの短いコメントも省略した「手抜き年賀状」をようやく
昼前に投函した。
投函後に皆さんから頂戴した立派な賀状を拝見し背中に冷や汗が流れる思いがした。



元朝参りは「霜後の滝」にある神社に参拝するのが慣例となっている。
以前は新年が明けた深夜に電灯持参で参拝したものだった。
最近は元旦の「朝食後」が定例化していたが、今年は更に遅くなってしまった。



神社や周辺に祀られている八百万の神々に「家内安全と豊作」を祈願し終えると
ようやく新年を迎えたような気分になった。



近年では珍しい温かい新年を迎えており「霜後の滝」周辺も雪が少なかった。
滝を見下ろす場所から我が家の建物の一角も写真に捉えることができた。



三日までは少しノンビリ過ごすことに決めてある。
録画していたNHK特番「世界を変えた男　スティーブ・ジョブズ」を観た。
Macintosh⇒iMac⇒iPod⇒iPhoneと画期的な商品を世界に提供し続けた天才も、その道のりは
決して順風満帆ではなかった。
人生の指針としていたのは「Stay hungry、Stay foolish」(ハングリーであれ、愚かであれ)
だったという。

ITとは縁もゆかりもない百姓にとっても必要な「心構え」と受け止めた。