悔しさをバネに

正月恒例となった箱根駅伝はこれまでの記録を大幅に短縮した東洋大の圧勝に終わった。
それぞれの選手の記録を単純に比べると早稲田が有利と思えるところを逆に大差で制した。

そのエネルギー源となったのは２００km余り走って僅か21秒差で敗れた「昨年の口惜しさ」
だったという。
選手一人ひとりが口惜しさを胸に「一秒短縮」を目指して一年間必死に練習して来た成果が
この大記録につながった。
ややもすれば「喉元過ぎれば・・・」となり勝ちなところを、一年間忘れずに精進したところが
凡人とは違うところ。

偉業を成し遂げた東洋大の監督や控えを含めた選手達に心から敬意を表したい。


(年末年始休暇が過ぎ人影も無くなった厳美渓)

百姓仕事においても「喉元過ぎれば・・・」はタブーであることを四六時中味わっている。
今回の東洋大の快挙を見て「悔しさをバネ」に日々精進することの大切さを改めて痛感
した。