霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

山の幸

2012-10-02 19:36:13 | 山菜
秋の味覚である「山のキノコ」は放射能汚染が酷いため収穫が禁止されている。
こんな状態が「この先何年続くのか」と思うと気が遠くなる思いがする。
コウダケ、アミダケ、シメジ等々の「山の幸」とは生きている内にお目にかかれない
のかもしれない。

最近になって、許容範囲内ではあるものの栗も汚染されていることが判明し、産直では
販売されなくなった。

人間は栗を食べなくとも生きていけるが栗やドングリを主食にしている「熊はどうなるの
だろう」と心配になってくる。
自然は人間だけのものではないし、他の動植物達の存在なしに人間だけが生きて行く
こともできない。
そんな基本的な事を人間は忘れてしまったらしい。



我が家周辺の栗は害虫の被害で殆ど収穫が見込めないが、先日熊の被害があった
栗の木から僅かばかりの栗を拾って来てバアチャンに「栗ご飯」を作って貰った。
餅米で作った美味しい栗ご飯だったが「栗の少ない栗ご飯」になったてしまったので、
今日、後山の畑で拾ってきた栗で再挑戦して貰うことにした。


(夕方持ち帰った栗をバアチャンが直ぐに皮を剥いて明日の「栗ご飯」に備えた)

一関は福島原発から約170km離れているが、それでも汚染されている。
関東や近畿の大都市圏に近い原発が事故を起したら国の機能も麻痺してしまうのでは
ないかと心配になって来る。
でも、いわゆる「原子力ムラ」で甘い汁を吸っている連中はサッサと外国にトンズラして
しまうに違いない。
コメント
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