高価な農業簿記のソフトを購入し「事業別収支」を明確にしようと考えたのは
四年ぐらい前のこと。
しかし、複式簿記のデータを日々PCに投入することなど所詮無理なことに直ぐ
気付き高価な投資を無駄にしてしまった。
事業別に収支を計算しないドンブリ勘定でも「稲作が赤字の可能性がある」ことは
容易に想像が付く。
何せ、トラクターを別勘定にしたとしても代かきハロー、田植機、コンバイン、乾燥機、
調製機、精米機等稲作オンリーの機械が多く、その減価償却費が稲作コストの大半
を占めている。
米価の長期低落傾向に歯止めがかからなければ「赤字幅」が増々拡大することは
明明白白。
かと言って「自給自足」を標榜しながら主食の稲作から撤退する訳にも行かない。
高価な稲作機械を維持するためには、それを「ペイさせる規模の水田面積が必要」
と考えていた。
(門口のカラタチ)
来年から「規模縮小」に舵を切ることを宣言しながら新たに田んぼを購入することに
した背景にはそんな事情があったし、たまたま近くの土地で譲渡の申し出があった。
手が回らなくなる心配もあるが、畑作と異なり機械化が進んでいる稲作は多少面積が
増えてもそれほどの負担増にはならないと見込んでいる。
四年ぐらい前のこと。
しかし、複式簿記のデータを日々PCに投入することなど所詮無理なことに直ぐ
気付き高価な投資を無駄にしてしまった。
事業別に収支を計算しないドンブリ勘定でも「稲作が赤字の可能性がある」ことは
容易に想像が付く。
何せ、トラクターを別勘定にしたとしても代かきハロー、田植機、コンバイン、乾燥機、
調製機、精米機等稲作オンリーの機械が多く、その減価償却費が稲作コストの大半
を占めている。
米価の長期低落傾向に歯止めがかからなければ「赤字幅」が増々拡大することは
明明白白。
かと言って「自給自足」を標榜しながら主食の稲作から撤退する訳にも行かない。
高価な稲作機械を維持するためには、それを「ペイさせる規模の水田面積が必要」
と考えていた。
(門口のカラタチ)
来年から「規模縮小」に舵を切ることを宣言しながら新たに田んぼを購入することに
した背景にはそんな事情があったし、たまたま近くの土地で譲渡の申し出があった。
手が回らなくなる心配もあるが、畑作と異なり機械化が進んでいる稲作は多少面積が
増えてもそれほどの負担増にはならないと見込んでいる。