霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

いきものがかり

2013-05-01 20:50:18 | 家畜
バアチャンに代わって鶏の飼育担当になって大きく変更したのは「餌樋が空になってから餌を与える」
ことと「購入飼料の割合を減らした」こと。
バアチャンは一日二回朝と昼に餌を与えていたが、ややもすると過剰に与える傾向があったし、少し
混入させるだけでよかった購入飼料の割合も多かった。

餌の与え方を変更しても産卵率が減る訳でもなかったので、餌代が節減になり養鶏事業の収支率は
大幅に改善された。


(採油用のナタネ)

しかし、いいことばかりではなかった。
鶏達は米糠を好んで食べるので、ふんだんに与えたら脂が付き過ぎ産卵時に「切れ痔状態」になる
鶏が出て来た。
血を見ると他の鶏が皆で突っついて最後は死に追いやってしまう事態が発生した。
そんな因果関係を知らないまま米糠を与え続けたため犠牲者を増やしてしまった。
もっともこの因果関係も推測の域を出ず、真実かどうかは必ずしも明確ではないが・・・。

そんな訳で飼育数が減少し、最終的に収支率が改善されたかどうかは極めて怪しい状態になった。
コメント
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