霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

原発推進の恐怖

2013-05-11 21:23:54 | 環境
「戦争とは爺さんが始めてオッサンが命令し、若者たちが死んでゆくもの」と誰かが定義したらしいが、
戦争の本質をズバリ突いた素晴らしい定義と感じた。

憲法9条の改正を目論んでいる安倍総理大臣は、戦争になっても自分達は命令する立場であって、
死んで行くのは戦争の必要性に疑問を抱く若者達であることの認識さえ無いようだ。
二世、三世議員が跋扈する今の政界を見ると「上から目線」で「支配する側の論理」だけが罷り通り
「多くの国民を不幸にする戦争の悲惨さ」は忘れ去られているのではないか。


(昨日の高森の7枚で今年の田植えは無事に終了した)

原発推進も戦争に似ている。
自民党は「脱原発を目指すのは責任ある政党の立場ではない」と言うが一体誰に対する責任なのかが
サッパリ分らない。
「政府の責任で原発を推進する」というが、事故が起きた時に政府はどんな責任を負うのだろうか。
責任はすべて電力会社に押し付けるだけではないのか。

また、「安全性が確認された原発は再稼働を認める」とのことだが、福島の事故で「原発は危険である」
ことは実証済のはず。
しかも、未だに事故原因も判明せず事故の収束も図られていない状況にあることを勘案する「安全性が
確認された原発」など有るはずもない。

そんなに「原発が安全」なら自民党本部は原発と併設し、幹部は家族も含めてその周辺で暮らすぐらい
の覚悟を示して欲しい。
放射能汚染の「蚊帳の外」で自分達の安全を確保しながら「原発推進」を唱えるのは、戦時に命令する
だけのオッサンと何ら変わりはない。
コメント
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