一年前にバド仲間が家を引っ越しする際に譲り受けた90cm×180cmの大きな鏡を
ようやく作業場に設置した。
百姓仕事をする時はあまり身だしなみには配慮しないこともあり、たまに来客が
あったりすると失礼な姿で対応することも少なくなかった。
鏡を設置した目的はそんな身だしなみのチェックもあるが、それよりも「自分達
の働きぶりを客観的に見えるようにしたい」との思いがあった。
連日の脱莢作業の姿が「新たな市場開拓に燃えるチャレンジャー」として映るなら
嬉しい。
それにしても大きな鏡が一枚付いただけで元々広かったスペースがますます広が
って見える。
単なる目の錯覚なのだがその威力に驚いている。
倒伏した稲の多い田んぼの稲刈りに大苦戦している。
トラブル続きで中断することも少なくなく仕事は遅れ遅れとなっている。
そんな時に事故は起きる。
コンバインのエンジンをかけたまま詰まった稲わらを取り除こうとして人差し指
をチェーンに一瞬挟んでしまった。
幸い大事には至らなかったが、指を二~三本潰すか切断してもおかしくない極めて
軽率で危険な行為だった。
痛さよりも自分のあまりにも迂闊な行為がショックで顔面が蒼白になった。
右手の人差し指の爪が紫色に染まった程度で済んだことを神に感謝したい。
ようやく作業場に設置した。
百姓仕事をする時はあまり身だしなみには配慮しないこともあり、たまに来客が
あったりすると失礼な姿で対応することも少なくなかった。
鏡を設置した目的はそんな身だしなみのチェックもあるが、それよりも「自分達
の働きぶりを客観的に見えるようにしたい」との思いがあった。
連日の脱莢作業の姿が「新たな市場開拓に燃えるチャレンジャー」として映るなら
嬉しい。
それにしても大きな鏡が一枚付いただけで元々広かったスペースがますます広が
って見える。
単なる目の錯覚なのだがその威力に驚いている。
倒伏した稲の多い田んぼの稲刈りに大苦戦している。
トラブル続きで中断することも少なくなく仕事は遅れ遅れとなっている。
そんな時に事故は起きる。
コンバインのエンジンをかけたまま詰まった稲わらを取り除こうとして人差し指
をチェーンに一瞬挟んでしまった。
幸い大事には至らなかったが、指を二~三本潰すか切断してもおかしくない極めて
軽率で危険な行為だった。
痛さよりも自分のあまりにも迂闊な行為がショックで顔面が蒼白になった。
右手の人差し指の爪が紫色に染まった程度で済んだことを神に感謝したい。