霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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小麦

2014-10-29 20:21:30 | 穀物
小麦の作付面積を大幅に増やすことにした一番大きな理由は「省力化」だった。

耕作面積が就農当初の倍以上に増えたため手が回らなくなったことから、播種も
収穫も機械化され比較的手のかからない作物を増やし実質的に「規模縮小」と
同じ効果を狙ったもの。

これまでは小麦粉にして自家消費に充てると共に産直で販売していたが、製粉料
の負担が大きくペイしない作物の一つとなっていた。
かと言って米に準ずる「主食」をエゴマのように「撤退」させる訳には行かない。

それに小麦は主力商品の枝豆や大豆の連作回避作物としても活用しなければなら
ない事情もある。
更には販売先の主体を「JA出荷」に改めると補助金が大幅アップすることも見直し
の大きな後押しとなった。



二年続けて黒豆だった市野々の畑は来年は全部小麦を作付けすることにした。
今月末が小麦の播種適期。
週末は雨の予報なので、その前に耕耘、堆肥チラシから播種まで一気に済ませ
たいと思っている。

コメント
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