霜後桃源記  

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原子力規制委員会

2014-10-03 21:34:14 | 社会
ここ数年で三千年に一度とか数百年に一度という大地震を続けざまに経験している。
「○○年に一度」の根拠は不明だが「三千年に一度の大地震の震源地が三千カ所ある」と
するならば「大地震は毎年発生する」ことになることが危惧される。


(「道の駅」裏側の生産者駐車場。東日本大震災の二年前に発生した栗駒山直下大地震の
朝は、この駐車場で揺れと轟音の大きさに驚いた)

山の噴火も同様で休止している火山もあれば活動している火山もあり、それがいつ噴火す
るかを予測することは現在の技術では困難とのこと。

そんな中で、昨日の毎日新聞に御嶽山噴火関連で原子力規制委員会の田中俊一委員長の
見解が掲載されていた。
「巨大噴火はここ30年、40年の間に起こるものではない。天災がいつ起きるか分らないの
で社会的活動をやめてください、という考え方では仕事はできない」

福島原発事故を経験した日本では二度とあのような悲惨な事故を起してはならないはず。
「万が一にも事故を起してはならない原発」を規制する組織のトップが、原発事故と交通
事故を同視するような受け止め方をしているのにはただただ呆れるばかり。

原発も戦争と同様に「いったい誰のためのものか」を問い質したい。

原子力規制委員会が実は「原発推進委員会」の隠れ蓑でしかないことが改めて明らかに
なった。

コメント
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