霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

仕入れ業者 その二

2014-12-17 21:05:01 | 産直
転作田で農作物を作付けしている場合は、本人の申告に基づき「水稲生産実施計画書(営農計画書)」なる書類を市役所で作成し減反率の
確認や交付金の算定にも利用されているし、申請通りに作付けしていることの確認は地元の農林連絡員が行っている。
従って、農家の生産物や作付面積はその書類があれば簡単に確認できる。

疑惑の人物について、今回は「営農計画書で確認すべき」とアドバイスしたにも関わらず「そんな警察みたいなことは出来ない」と意味不明な
回答が産直側から返って来て驚いた。
世の中では本人性の確認として運転免許証の提出を求めるのが一般的だが、それが「警察みたい」という人は居ないはず。

意図的に偽装している人物が「私は偽装をしています」などと白状する筈もないのに、本人の申告のみを鵜呑みにして「事足れり」としている。
これでは実質的に「見て見ぬふり」をしているのと同じで、産直側に不作為による共犯或いは幇助犯が成立するのではないかという気さえして
くる。


(今日は一日中雪が舞う天気だった)

いずれにせよ今回は疑念が晴れるまで追求の手を緩めるつもりは全くない。
あらゆる手段を駆使して「白黒の決着」をつけるつもりでいる。
これは地元小規模農家が生き延びるための「最後の砦」となっている産直市場を仕入業者から護る闘いでもある。

コメント (2)
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