霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「共同利用」の定義

2014-12-18 22:45:19 | 環境
中山間事業と並行して進められてきた「農地・水保全」が装いを新たに「多面的機能支払」として
本年度から再スタートした。
その活動記録や報告様式等をCDに投入する研修会が今日の午後市役所の千厩支所で開催された。
この取り組みについては通称高森と称している「吉ケ沢」の代表者兼事務処理担当に就任していた
ので参加する必要があった。


(母屋の薪ストーブの工事も遅れているが、薪作りはもっと遅れている)

研修後の質問の時間に気になっていた数点を県の担当者に問い質した。
その一つが「共同利用」の定義だった。
最終的回答は「何をもって共同利用とするかは集落の協議で決めてよい」というものだった。

実はその見解は事前に確認済のものだったが、霜後集落では堤や水路を一部の構成員が共同で利用
する分に限定して「共同利用」と解釈していたので、それを是正する狙いで敢えて質問したものだ
った。

驚いたのは、私が質問している最中に周囲の参加者が、それぞれ勝手な解釈を述べて野次を飛ばす
ことだった。
「あなた達の見解を聞いているのではない」と怒鳴りつけようかと思ったぐらいそれは酷かった。

農業疲弊の原因は従事者の「意識の低さにもある」と思わされる一幕だった。





コメント
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