霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「農はだて」

2017-01-10 20:54:56 | 家族
明日1月11日は「農(のう)はだて」。
正月の農作業の始めに行われる「儀式のことを指す」らしいが、どんな儀式を行うかについては詳しく
は聞いたことがなかった。
そもそも我が家の仕事始めは正月早々にスタートするので「伝統儀式とは無縁の世界」で暮らしている。

午後の三時過ぎまで市野々の畑周囲の竹藪や支障木を伐採していたらベタ雪が降り出した。
無視して頑張ったが濡れ方が酷くなったので断念し、叔母宅に立ち寄り炬燵で衣類を乾かしながら叔母と
世間話しに興じた。



その時、叔母が「明日は農はだて。私の誕生日でもある」と嬉しそうに話した。
昭和7年生まれで満85歳になるという。
80歳を過ぎてからの誕生日は殊の外「目出度い」。
「よくぞこの歳まで生き延びたもの」と神様に感謝しなければならない。

そこで、ささやかながら「即席の誕生祝い」として記念写真を撮ることにした。
叔母は「写りが良かったら葬式用にも活用して」と冗談を言いながらカメラに納まった。

日頃から叔母は「亡くなった夫、二人の息子、近隣の人達」への感謝の言葉を口にする
ことが多い。
その「感謝の気持ちを忘れない」ことが自分を幸せにし「健康長寿の秘訣」となっている
のかもしれない。
コメント (2)
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雪の無い冬

2017-01-10 08:50:53 | 天気
一月の中旬を迎えようとしているのに「雪の無い冬」が続いている。
近年、こんな冬を経験したことは記憶にない。
降るべき時に降らないと困る業種もあるので手放しでは喜べないが、外仕事をする上では
大助かりとなっている。



後山で最後の赤カブ収穫を終えてから田んぼの排水を促進するため、自慢の排水システムの
落ち水口まで水溜りの水を鍬で誘導した。

代かきが下手なためか或いは乾きの悪い状態で稲刈りをしたためか本来水平であるはずの
田んぼに凹凸が出来てしまい水溜りが点在していた。

放置すると高低差が拡大してしまう等の弊害が出て来るので今の内に解消したいと思った。
それは久し振りの「泥との戦い」だった。

※昨日はgooブログが「工事中orシステムトラブル」のためアクセス出来なかった。
 
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