霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

黄身の色

2017-01-22 20:25:35 | 家畜
「黄身の色が濃いのが新鮮で美味しい」という情報が蔓延しているためかスーパー等で
購入する卵の黄身は「色が濃くオレンジ色に近いものがある」という。
本来の自然な色とは異なるため埼玉在住の姉は「黄身の色があまり濃い卵は避けるように
している」という。

一方、我が家の卵を食べたお客様から「黄身の色が薄かった」という感想を聞かされることが
ままある。
「それが卵本来の色。色よりも味の違いに気付いて欲しい」と言いたいのが本音だが敢えて
反論はしていない。



昨年末に魚沼のプログ仲間兼百姓仲間のスベルベさんに卵を送ったところ、「昔、妻の実家で
飼っていた鶏の卵と同様で黄身が黄色で美味だった」と歓んで頂いた。
さすがにスベルベさん、「本物の味」を知っていた。

「お宅の卵は旨味があるね」と生産者仲間からも賞賛されることがあるが、それは「野菜を
ほぼ毎日与えている」ことが影響しているものと思っている。

野菜独特のマイルドな旨味が鶏を経由して「卵にも伝わる」と信じ、今日もキャベツの外葉を
鶏舎に投げ入れた。
コメント
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