昨年末に読んだ「絶望の裁判所」には「おざなり裁判官」という
表現が頻繁に出て来る。
自分自身が初めて経験した裁判で「おざなり裁判官」を目の当たりにしたので大変興味深く読み
大いに勉強になった。
私の場合は未だ民事だから、たとえ負けたとしても甚大な損害を被る訳ではないが、これが
刑事事件ともなると様相が一変する。
冤罪で罪に服したほかに「一生を棒に振る」例も少なくない。
「憲法の番人」として国民、市民の自由と権利を守る「最後の砦」の裁判所が「単なる
お役所仕事」のように「おざなりな裁判」をするというのはまさに「驚愕の事実」で
「ブルータスよお前もか!!」という心境に陥った。
それにしても著者の分析力、洞察力には敬服させられた。
単なる告発本の域を超えていて何度も読み返してみたい「名著」と受け止めた。
表現が頻繁に出て来る。
自分自身が初めて経験した裁判で「おざなり裁判官」を目の当たりにしたので大変興味深く読み
大いに勉強になった。
私の場合は未だ民事だから、たとえ負けたとしても甚大な損害を被る訳ではないが、これが
刑事事件ともなると様相が一変する。
冤罪で罪に服したほかに「一生を棒に振る」例も少なくない。
「憲法の番人」として国民、市民の自由と権利を守る「最後の砦」の裁判所が「単なる
お役所仕事」のように「おざなりな裁判」をするというのはまさに「驚愕の事実」で
「ブルータスよお前もか!!」という心境に陥った。
それにしても著者の分析力、洞察力には敬服させられた。
単なる告発本の域を超えていて何度も読み返してみたい「名著」と受け止めた。