霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

冬場の産卵率

2017-01-18 19:18:57 | 家畜
岩手県雫石町にある小岩井農場に初めて雛を仕入れに行ったのは冬の寒い日で、
その寒さは一関の比では無かった。
雛達が居た鶏舎周辺も寒風が吹きすさみ、軽トラに積み込む時の足もとは圧雪でツルツル
滑り、転ばないように歩くのが精一杯だった。

「鶏は暑さには弱いが寒さには強い」とその時に担当の方に教わったのが契機となり
我が家の「鶏舎の冬囲い」は廃止することにした。

「寒いと産卵率が悪くなる」が当地の通説だったのでやや不安があったが、文字どおり
「案ずるよりも産むが易し」で寒くなっても産卵率にそれほどの低下は見られなかった。



「冬囲い」は外に面している金網をビニールで覆ったので鶏舎内は温かくなったが、
湿気で屋根の裏板が傷む難点があった。

囲う手間と「悩みの種」が一気に解消できたので、餌を与える時に少々寒い思いを
するのは「許容範囲内」と割り切っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする