昔は、どこの農家でも、自家消費用卵のために鶏を飼っていた。
餌は、穀物クズや野菜クズ、それに米糠や籾殻が主で、購入飼料は使わなかった。

それでも、卵の殻の成分となる貝殻だけは、どのように入手していたか不明だが、
欠かさずに与えていたように記憶している。

今は、貝殻に代わって牡蠣殻を毎日欠かさず与え続けているが、他の餌と混ぜて
与えていたらロスが多かったので、昔のように牡蠣殻専用の場所を設置してみた。
その結果、消費量は予想以上多く、牡蠣殻が与えられるのを待ってパクつく鶏も居た
りして、「こんな固いものを食べてよく消化できるものだ」と感心させられている。