スピードラーニングを聞き始めたのは石川遼がマスターズに参戦した頃だったので随分昔のこと。
軽トラとトラクターで毎日執拗に聞き続け、ようやく48巻中の40巻まで辿り着いた。
その40巻目のタイトルが「オムレツを作るために(パート1)」となっているが、料理をテーマに
した内容ではない。
「オムレツを作るためには卵を割らなければならない」というバーナードショーの言葉が引用され
ていて、その意図するところは「何か新しいものを作る場合、時によっては何かをブチ壊さなければ
ならない」とのこと。
ネットで調べたらフランスのことわざにも同趣旨のものがあるらしいが、初めて聞く含蓄のある言葉に
新鮮な驚きがあった。

48巻には、同棲相手のアメリカ人男性と、それを親に隠し続けていた日本人女性とその母親が登場
するが、それぞれの会話が十分に吟味されていて大変興味深く面白かった。
パート1は事実を知って激怒した母親が「もう、死んでしまいたい」と泣き叫ぶところで終わっていたが、
英会話ソッチノケで早くパート3まで聞いてみたい心境になっている。