霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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電気柵

2019-10-01 19:21:20 | 機械

畑に電気柵を設置したのは就農後間もなくのことだった。
中山間地で農業を営む以上は避けて通れない「税金みたいなもの」と割り切った。

しかし、割り切り過ぎて、農業普及センターが「JAを通じて調達した方が安心」と
言うのを真に受け、高額な電気柵本体や支柱を購入するハメになった。

しかも、長いアースが五本も必要で、設置も不便を極め、挙げ句の果ては二年目には
故障で一万五千円もの修理費を要した。

そのバカバカしさに気付いたのは、総額20万円超も投じて、一般の商用電気を電源
とするもの、ソーラー式、電池式と三種類も購入した後のことだった。



「もっと安く、設置の簡単なものを」と思ってネットで探し、クボタを通じて調達した
のが写真の電気柵。
バッテリーを電源とするもので、当初の本体価格の数分の一で調達でき、しかも数百本
も必要とする支柱についても、低価格で追加することが出来た。

役所の助言の「鵜呑みは要注意」ということかもしれない。

コメント
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