薪ストーブ導入後、二~三年分の薪を備蓄する薪小屋が必要となった。
何カ所かに分け、一部は新設したものの他は既存の建物を活用した。
その一つである廃屋のような薪小屋は鶏舎だった建物で、本来は撤去する予定だった。
しかし、元々は牛舎でジイチャンの「手作り」だった。
大工に依頼する金も無い貧しい時代のもので、敢えて言うならば「我が家の世界遺産」
とも言うべき建物。
撤去を躊躇している内に「薪小屋」として活用することになった。

この薪は既に二年が経過しているので、薪ストーブで最初に使う薪は「世界遺産の小屋」
から運ぶことにした。