霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

春と冬の共存

2008-02-19 22:08:18 | 景色
気温の低い日が続いているが太陽は既に春の日差し。
日当たりの良い場所は既に雪も融けて春の陽気となっているが、一方日陰となっている場所は未だ雪が深く残っている。
昨日掲載した厳美渓の写真も南に面している右側の岸には雪が全く無く、まるで川の流れを挟んで春と冬が共存しているような雰囲気となっていた。

鳥飼うなうさんのブログによると、日が長くなると生き物の活動が活発になり鶏の産卵率も上がるとのこと。
まさにお説の通りで二月に入ってから雀達の集団が飛び交いうるさい位にさえずり始めた。
雀の圧倒的な数に押されてあまり目立たないが、他の小鳥達も目にする機会が多くなり、春は着実に近づいて来ている。



春の農繁期前に片付けたいと思っている仕事は山ほどあるが、田畑の雪が融けないと出来ない仕事が大半。
結局は、雪融けと共に仕事が一斉にスタートするいつもの春の繰り返しとなる。

今は開戦前夜のような気持ちで呼吸を整えている。
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勉強会

2008-02-18 21:04:12 | 野菜
ほぼ毎月実施している「新鮮館おおまち」の野菜作り勉強会が昨日開催され、久し振りに二人で参加した。
大勢だった前回と較べ今回は参加者が少なかったが、内容は前回よりも充実していたし、意見交換の時間が十分に取れたのも良かった。

今回は「土作り」に関連して完熟していない堆肥の使い方や化学肥料の功罪について理解を深めることができたが、一番の収穫は、春巻き野菜の種の選び方について個々に具体的な特徴を解説しながらアドバイスを受けたこと。
生産経験のある人が生産者の立場でアドバイスしてくれたので大助かりとなった。

フリートーキングの場で、「お客様と生産者が直接ふれあいが持てるような場」の設定を提案してみた。
年に数回、生産者が店頭に立って自分の商品を直接販売すれば、お客様とダイレクトに会話ができる。
そうすればお客様のニーズが把握できるだけでなく、お互いの「顔が見える」取引関係に繋がる可能性もある。


(今朝の厳美渓)

提案が採用されるかどうかは不明だが、東北人はシャイな人が多いので生産者が立っているコーナーを避けて買い物をする可能性もある。
その場合は、直接販売する分は「割引」を実施するなどの工夫が必要かもしれない。
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人柄

2008-02-17 21:00:04 | 家族
数年前に96歳で亡くなった祖父は、家族に対する「気配りや思いやり」を大切にする素晴らしい人格者だった。
そのスタンスを死ぬ間際まで貫き通し、家族全員に惜しまれながら亡くなった。

その祖父との最初の出逢いは二人が未だ結婚する前のことだった。
付き合い始めてから何回目かの訪問をした時、当時まだ若かった祖父から「ウチの孫は農家の跡取り娘なので、農業をしない人間とは付き合えないので、直ぐに別れるように」と突然きつい調子で言い渡された。

話しの中身はかなり厳しいものだったが、20歳前だったオジサンには殆んどインパクトが無かった。
それはオジサンがその程度の「分かれろ、切れろ」発言で右往左往するタイプで無かったこともあるが、それ以上に祖父の人柄がその種の発言には全く不向きだったことが大きく影響しているように思えた。
本来は人の恋路を邪魔する人間は恨みや憎しみの対象になるのが普通なのだが、逆に愛すべき人柄の一端を垣間見たような気がしたから不思議だった。

その後、双方の家族の十分な賛同を得られないまま「止む無し」という形で二人は結婚した。
結婚後は、祖父が心配したとおりの展開になったが、祖父はその事について二度と口にすることは無かった。
それどころか逆に良き理解者となってくれることの方がが多かった。
でも、内心では「この婿は何を言ったって聞く耳を持たない」と諦めていたものと思われる。



時は移ろい、農業との縁は完全に切ったと思われた二人が流浪の旅に終止符を打ち、今では集落一熱心な百姓になっている。
その姿を天国から見た祖父は、「亭主を手なづけた孫娘を誉めてやらねば」などと調子のいいことを言って相好を崩しているかもしれない。
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ノミュニケーション

2008-02-16 20:01:06 | 思い出
一関在住の会社時代の先輩諸氏五人で年に一~二度「ノミュニケーション」の機会を設けている。
ブログを見てくれている方が殆んどなのでこちらの動きは筒抜け状態だが、相手の動向はこの機会が無いと把握できないので、双方向で情報交換ができる貴重な場となっている。
昨夜も閉店時間の九時が直ぐ来てしまったと思えるほど話しが盛り上がり「アッ」という間の三時間となった。

話しの盛り上がりと並行して酒も進むので、この会はいつも予算をオーバーしてしまう。
しかし、予算と言っても単なる目安でしかなく「呑み放題、金の払い放題」が原則。
それでもいつもは一人四千円程度で済んでいたのに、昨夜はそれをかなりオーバーしてしまった。
ところが、普段は年金暮らしの慎ましやかな生活をしているにも関わらず、呑むと気が大きくなるのが哀しい「男のサガ」。
皆、五千円を出して「釣りは要らん」と大見得を切った。

今朝になって後悔している人間がオジサン以外にも何人か居たかもしれない。



会場はいつも「さかえ屋」さんに決めている。
バッケやシイタケ等旬のものを持参すると、調理してもらえるので有り難い。
今回は、ブログで吹きまくった「三たての蕎麦」をご馳走しようと思った。
「さかえ屋」さんは食堂でもあるので、当然蕎麦もメニューの一つとなっている。
そこにド素人が稚拙な腕で打った蕎麦を持参して茹でて貰おうというのだからかなり図々し。

その蕎麦を食したメンバー、元々「臍が横に付いているのでは?」と思われる御仁も若干名。
「うーん、この蕎麦は随分甘味があるね。大分砂糖を使ってるんじゃないか」とか「この蕎麦の切り方はどう見ても素人だね」などと悪口を言いながら喜んで食べていた。
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税務申告

2008-02-15 21:58:41 | 生活
毎年恒例の税務申告の時期が来た。
一年間の収入と費用を整理してみると、どちらも大きな金額にならないので少し気が抜けてしまうところがある。

1パック百円の野菜や山菜を日々出荷して積み重ねた収入は、機械購入費用で殆んど消えてしまっている。
この二年間で購入した償却資産としてはコンバイン、バックホー、軽トラ、籾摺り機、育苗用ヒーター等があるが、これらを息長く使うようにしないと「利益が生まれて来ない」構図になっている。

それでも農業で得た収入で生活費まで捻出でき、家計全体としてイーブンであれば「それでヨシ」と思っている。
いずれは専業農家として自立できる農家を目指すつもりだが、最悪それを達成できなかったとして構わない。
労を惜しむつもりは全く無く、たとえ忙しい毎日を送ることになっても二人で楽しみながら農業ができたら「それで十分満足できる」と思っている。



ここ数日、雪も積もり寒い日が続いている。
特段急ぐ仕事もなかったので、午後は祭畤(マツルベ)温泉に行くことになった。
写真は途中の矢びつダム付近の景色。
祭畤はいつも行っている真湯温泉よりの一つ手前にある。
午後二時でも-4℃という気温で、つららと雪景色を見ながらかなり熱めお湯に入ってきた。
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