霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

玉切り

2011-02-18 19:54:27 | 生活
薪ストーブ用の薪や廃材が少なくなって来たので、エグネに転がっていてようやく根雪の下から顔を出した杉の間伐材を「玉切り」にして運んだ。

作業室の薪ストーブはホダ木サイズがスッポリ入るが、それだけでなくこのような丸太のまま豪快に燃やせるのも魅力となっている。

エグネには無尽蔵とまでは言わないが、かなりの数の太めの間伐材が眠っているので、薪割りをせずにそのまま活用できる省力効果は大きいものがある。
それに必要の都度直ぐに補充できる利便性も兼ね備えている。



夕方になってから朗報が入った。
壊れたPCの「データ修復が出来た」との連絡が業者から入った。
昨日の朝から続いていた「暗澹たる気持ち」からようやく解放されるとともに、余分な仕事をしないで済み「ホッ」と胸を撫で下ろした。

今回の苦い体験を踏まえバックアップデータの保存に注意することは勿論だが、「PC全面依存体質」を少し改めなければならないと思っている。


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大事件

2011-02-17 17:18:24 | 経営
朝起きていつものようにPCをONにしたら「ローカルファイルを立ち上げることきができません」とのメッセージが出て真っ青になった。
最初は以前のようにウィルスの被害かと思ったが、業者に確認したら「ハードディスクトラブル」とのこと。

そもそも仕事で使うPCに「安かろう悪かろうのDELLを使うのが間違いのもとで七年も長持ちしたのは奇跡に近い」とまで言われた。
結局、データ修復のサルベージ着手料として三万円(成功する確率は四割)をかけた他にPCとプリンタを新規に調達することになった。

新しいPCは月曜日に届くがデータが修復できない場合は、産直に出荷する際に使用している各種シールをパワーポイントで早急に再作成する必要があり膨大な作業量となりそうだ。 
各種データも含めて最後のバックアップは二年前のことで、最近は全くの無警戒状態だったことが悔やまれる。

そんな訳でメールも使えないが、ブログだけは何とか娘のPCを使って更新している。



コメント (6)
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「春一番」

2011-02-16 21:33:52 | 天気
好天に恵まれ軒下の温度計が10℃と今年の最高気温を記録する暖かさとなった。
未だ根雪が残る農道を歩いても昨日までのような抵抗感がない柔かい感触に変わり、堰のところどころで雪融け水の流れる音が聞こえるようになった。

こんな時にはキャンデーズの「春一番」がついつい口に出る。

♪雪がとけて川になって流れて行きます~

エンドレステープのごとく何度も繰り返しながらバッケ(ふきのとう)採りに熱中した。


(家の東側にある土手に向う農道は南側半分が姿を現わした)

今年はのバッケは根雪と寒さの影響で品不足となっていて、産直では昨年の培以上の値が付いている。
「出すなら今」とオバサンは気合いが入っているが、条件は他の生産者と一緒で空振りに近い収穫となる日が続いていた。

今日はこれまでのウップンを晴らすような収穫があり「我が世の春」を満喫することができた。
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木に魚

2011-02-15 17:19:48 | その他
政治の話題はなるべく取り上げないようにしているが、今の政界には本当に呆れてしまう。
単に与野党間で「権力争いに終始しているだけ」としか見えない。
これでは国が立ち行かなくなるのも当然のこと。

そもそも家庭同様に国だって、収入に見合った生活をしていれば借金なんてしないで済むはず。
ところが日本は、政治家が利権に群がって甘い汁を吸い、官僚がそれをマネして私腹を肥やす仕組みを作ってしまった。
国のリーダーたるべき政治家と官僚がタッグを組んで「税金の無駄遣い」に奔走していたら借金が膨らむのも当然のこと。

これでは「末代に大きなツケを残す」との危機感から民主党政権に改革を期待した国民も多かったはず。
ところが、それは「木に縁りて魚を求む」ことでしか無く、「清き一票の行使」では何も変わらないことが判明した。

チュニジアやエジブトのような大規模抗議デモでもしない限り、この二つの「悪の根源」を一掃することはできないのかもしれない。



ちなみに、長年に亘り政局の中心に居続けた我が岩手選出の小沢一郎大先生は「平然と嘘をつける本物の政治家」と日頃から尊敬申し上げている。

今回不幸にも起訴されたが、小沢先生の言う「潔白」は「悪の限りは尽くしたが、検察に尻尾を捕まれるようなことは一切していない」と読み変えるのが正しい解釈の仕方だと思っている。
コメント (2)
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ヘソ大根

2011-02-14 21:07:29 | 加工品
ヘソ大根は、大根を「輪切りにし、煮て干す」という手数をかけているし「天日干し」で栄養価も旨味も加わっているので、大根のまま販売するよりも高価格になるのは当然のことと思っている。

ところが「新鮮館おおまち」では、いわゆる「年寄りの小遣い稼ぎ」で「凍み大根」を大根のまま出したのと変わりない若しくはそれよりも安い価格で販売する生産者も少なくない。
量目でも価格でも「とても太刀打ちできない」と思って出荷を自主規制していた。

そんな時に、いつも接客の先頭に立っているHさんから「価格ではなく品質を重視するお客様も多いから出してみたら」と励まされて店頭に並べることになった。

不安混じりの販売初日、並べている内に六パックも買って行かれるお客様が居たのには驚いたが「ビギナーラックかも?」と俄かには信じられなかった。
しかし、その後も毎日補充しなければならない程の好調な売れ行きが続き、ようやく手応えを感じることが出来た。

冬場の出荷する物が少ない時期にコンスタントに出荷できる加工品を持てたというのは大きな成果。
「一本漬け」と並ぶ大根の新たな市場を獲得できたかもしれない。


(出荷に備えてパッキングを終えたヘソ大根)

「新鮮館おおまち」では先月から楽天市場でのネット販売もスタートさせている。
「大根の一本漬け」はネット上でも好評だったが既に在庫が無くなってしまった。
そのリリーフ役をヘソ大根に担って貰おうと思っている。
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