霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ストレス

2011-06-15 21:44:51 | 生活
田舎暮らしで一番感じるストレスは「道理が通じない」ことに尽きる。
自然を相手にする農業に困難は付き物で、それがストレスになることはあまりないが、組織で動く場合には
「道理が通じない」ことが多く、それから受けるストレスは半端ではない。

問題点を指摘しても、それを理解しようとしたり同調したりするメンバーは皆無に近いし、だからと言って反
対意見を主張する訳でもない。
元々が「意見を戦わす」という文化が無い世界なので、なるべく「接触の機会を持たないようにする」のが
賢明のようだ。

長年の会社勤めで組織が秘めるパワーの凄さは認識しているつもりだが、拘束される煩わしさも十分に
経験済である。
今は可能な限り組織には所属せず単独行動で「個性を発揮する」ことを楽しみたいと思っている。



「土寄せは」は後山のトウモロコシ畑に移った。
この畑は欠株が多いのに参ってしまった。
畑によって作物の「向き不向き」があるのかもしれない。
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認定農業者の会

2011-06-14 22:08:59 | 経営
震災により延期となっていた「一関認定農業者の会」の総会が夕方開催された。
総会後の懇親会で市役所やJAの幹部と直接対話できるのも魅力でいつも参加していた。
しかし、その対話は「徒労に終わるだけ」ということに最近気付いたので、今は専業農業者
との「情報交換の場」として活用するようにしている。

今回も酒を酌み交わしながら有益な情報を耳にすることができ大変有意義だった。
これが年一回だけでは寂しいので「認定農業者の会」が主催する各種行事にも積極的に参加
しようと思っている。



バアチャンが主体となって取り組んでいるシソの葉の栽培。
今年も今日から「塩漬け」用の葉の収穫がスタートした。
この仕事は9月上旬まで続く長丁場となる。
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ネットかけ

2011-06-13 21:06:21 | 穀物
鳩対策用のネットは豆の本葉が出た時点で不要となるので順次ローテーションで芽が出る前の畑にかけ直している。
50m×2mのネットを50本程用意し不足する場合は直ぐに発注するつもりでいたが、第一弾の種蒔分については
計算したかのように過不足なく丁度ピッタリだった。

結局、今日は外したネットを別の畑にかけ替える仕事で一日が終わってしまった。
中山間地の農業ではこのような余分なコストや稼働をかけなければならない面があるのを覚悟しなければならない。



温泉に入るとそれまで身体の奥に潜んでいた疲れが一気に顕在化する傾向があるが、今回の一泊旅行ではそれが
顕著に現われた。
自分では気付かずにいた疲れを知ることができると同時に、入浴後の睡眠が深くなり疲れを取ってくれるように思えた。
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一泊旅行

2011-06-12 21:26:37 | 仲間
「仙台年金友の会」と勝手に呼んでいる会の仲間の皆さんと湯川温泉(西和賀町)に一泊して来た。
「大盛館 栖峰(せいほう)」はA先生夫妻が贔屓にしているだけあってなかなか素敵で、特に料理が美味で
それだけでも「リピータ」になりたくなるような旅館だった。



西和賀地区は美味しいワラビの産地でも有名なところ。
今日は一人1300円の入場料を支払いわらび園で「わらび採り」も体験した。
都会育ち、都会暮らしのためわらび採りは「初体験」という仲間もいたことから
高速道の帰り道に一関ICで途中下車し、我が家の畑でアスパラガスとスナックエンドウの収穫も
体験して貰った。

メンバーはいずれも「いつ何があってもおかしくない」年齢になりつつあるので、次回も元気に
顔を合わせられることを誓って散会した。



会と並行して行っているオジサン恒例の[日本美女紀行]。
今回のツーショットのお相手は奥野史子似の若女将でした。

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恵みの雨

2011-06-11 10:45:14 | 天気
早朝の五時前、後山の畑で外して軽トラに積み込んだままとなっていた鳩対策用のネットを近くの畑に
かけ直そうとしたら突然雨が降ってきた。
雨粒が大きかったので「強行突破はできない」と直感し、軽トラからネットを下す前に作業を中止した。

雨はそれから五時間余り降り続いた。
予定していた仕事はできなかったが、十日振りの雨が田畑にも百姓にも「恵みの雨」となったことは
言うまでも無い。


(雨が小降りとなってから毎朝の日課となっているアスパラガスを収穫)

農業は天気に大きく左右される。
いくら科学が発達し天気の動きを的確に予測できたとしても、人間の力で天気を操作することは
できない。
言い換えると、人間は生存に不可欠な食糧調達さえも「自分の力だけではどうすることもできない」
ということを意味する。

天気に一喜一憂しながら、人間はそんな「無力な存在」であることを改めて思った。

コメント (2)
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