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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



FIFA Club World Cup Japan 2008 番外編 
2008/12/21 横浜国際総合競技場


3位決定戦と決勝戦の間の時間に、公式プログラムを買いに南スタンド2Fにあるオフィシャルショップへ行った。しかし、残念ながら、完売しましたとのこと。珍しいなと思いながら、過去の反省から、印刷部数を相当減らしたのだろうと納得した。

来年、再来年と見ることができないし、その次の年に再び日本で開催されることにはなっているものの、昨今の不景気状態では先の保証はない。もしかしたら、最後のトヨタカップかもしれない。記念に買っておきたかった。納得しながらも、あきらめきれなかった公式プログラムだったが・・・。

決勝戦とその後の表彰セレモニーを見た後、東スタンド下まで歩いていくと、そこのショップでは、まだ公式プログラムを売っていた。しかも、2冊(5000円)以上、VISAカードを使って買うと、オリジナルのネックウォーマーがもらえるらしい。

そこで、交渉した。「1冊だけど、VISAカードで買うので、それ頂戴!」

というわけで、最後に公式プログラムとネックウォーマーを手に入れて、スタジアムを後にしたわけで、まぁ、いい大会だったのではないか。



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FIFA CLUB WORLD CUP JAPAN 2008
3位決定戦:ガンバ大阪 1対0 パチューカ
2008/12/21 横浜国際総合競技場


初戦のアルアハリ戦こそ4点を取って大逆転勝利したパチューカが、その後はゴールすることなく大会を終えた。準決勝のリガ・デ・キト戦でも、3位決定戦のガンバ大阪戦でも、パチューカのボール保持率は66%で、相手を圧倒した。しかし、得点には至らなかった。

長短織り交ぜたパスワークに、鋭いドリブルを加え、小気味よいサッカーを展開したが、それゆえか、ゴール前で寸詰まりになる場面が多かった。じわじわと相手ゴールに迫るうちに、見方も相手もゴール前に集まり、シュートコースが消えてしまう。いつのまにか難しい角度のシュートを放たなければならなくなる。

パチューカは3試合とも、ハーフタイムで選手を入れ替えた。しかし、アルアハリ戦こそ、選手交代が功を奏したが、キト戦、ガンバ戦では、一途な攻撃姿勢が高まったものの、結果につながらなかった。

少なくとも、キト戦、ガンバ戦での交代要員は、もっと攻撃のリズムに変化をつけられる選手であるべきだった。しかし、そんな選手がいれば先発で使っていたことだろう。

パチューカの敗因は、チームが一丸となって攻撃に集中しすぎることだった。一人でも異端なプレーヤーがいたなら、決勝に進出していたかもしれない。



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