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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



FIFA Club World Cup Japan 2008 番外編 
2008/12/14 西が丘サッカー場

今朝、仕事で東京の北区・西が丘にあるナショナルトレーニングセンター(NTC)に行った。すると、隣にある西が丘サッカー場に、ブルーに染められた派手なバスが横付けされていた。今、行われているトヨタカップの大会とスポンサーのロゴが入っていて、さらにボディの横には、“Liga de Quito”と記されていた。

今度の水曜日(12月17日)に、登場する南米代表リガ・デ・キトの選手を運ぶバスだった。すでに選手はサッカー場入って、練習を始めているようだった。冷たい雨が降りしきる中、選手の声だけがかすかにスタジアムの外に聞こえてきた。近くの歩道橋の上から覗いてみたが、ちょうど木の枝が視界を遮っていた。うまくできているものだ。

それにしても、約1週間の滞在のためだけに、ずいぶんとたいそうなバスラッピングを施すものだ。おそらく、1回戦で姿を消したワイタケレにも同じようなバスは用意されていたのだろう。大会の予算からすれば大したことはないのかもしれないが、ちょっと金をかけすぎではないのか。

観客の立場からすれば、大会運営費の効率化を図って、観戦チケットの値段を下げてほしいと思う。


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FIFA Club World Cup Japan 2008
ガンバ大阪 1対0 アデレード・ユナイテッド
2008/12/14 日本テレビ

ガンバ大阪の冷静さが、勝ち気に勝るアデレードを破った試合だった。

ACLの雪辱を果たしたいアデレードは、この大会の初戦を欠場したジエゴ、カッシオを先発起用し、FWのクリスチアーノと合わせて3人のブラジル人に勝負を託したが、結局、試合が終わった時には3人とも交代退場していた。ブラジル人の個性を生かすことができなかったアデレードでは、キャプテンのトッドの健闘が光っていた。

アデレードの圧力に押され気味のガンバを救ったのは、遠藤、橋本、明神、二川ら、ベテラン揃いの中盤だった。いつになく、イージーなパスミスが目立ったが、それでもあわてることなく、冷静に対応し、試合をコントロールした。

唯一の得点は、二川から幡戸へつなぎ、遠藤が決めたものだった。他にも、得点にはならなかったものの、ガンバの決定的シーンのほとんどは、二川と遠藤の演出によるものだった。とくに、この試合では、二川の視野の広さ、タイミングのはかり方が秀逸だった。

二川や遠藤のプレーが世界のトップに通用するのかを見極めるのは、次の試合、マンチェスター・ユナイテッド戦になる。怪我のために途中退場した、佐々木、二川の状態がひどくないことを願うばかりである。



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