sports-freak.blog
観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<東京五輪雑感 2021/8/4>
障害馬術個人で、福島大輔&チャニオン(馬)のコンビが6位入賞を果たした。決勝をクリアラウンド(減点0で通過)して、6人によるジャンプオフ(優勝決定戦)に進出した時点で、馬術界悲願のメダルへの期待も高まったのだが…。しかし、世界ランク600位の福島による超下剋上はここまでだった。減点とスピードで競うジャンプオフでは、力の差を見せつけられ、減点はなかったものの6人中6位に終わった。しかし、総合馬術個人の戸本の4位に続く、1932年ロス五輪での西竹一の金メダル(障害馬術)以来89年ぶりの、見事な個人種目での入賞である。五輪という大舞台で、メダルの可能性をおおいに感じさせてくれたことは、日本の若手選手のはげみにもなることだろう。もちろん、福島自身も挑戦し続けるだろうが。


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<東京五輪雑感 2021/8/3>
息詰まる接近戦となったサッカー男子、日本対スペインは、延長後半にスペインが決勝ゴールを決めて、勝負がついた。スペインがボールを保持し、日本が粘り強く守るという、予想通りの展開の行方は、実力で上回るスペインの勝利という予想通りになった。ともに準々決勝を、延長戦を制して勝ち上がってきたが、どちらかというとスペインの方に疲労感が見て取れた。日本の勝機はベンチワークにあったのではないか。日本は、後半20分に上田、相馬を、延長戦の始まりに、三好、前田を投入した。実情はわからないが、試合前にたてたゲームプランどおりのようだった。予想を覆すためには、もっと積極的に後半開始から選手交代を仕掛けてもよかったのではないか。スペインは後半のはじまりと途中で4人を交代させた。決勝点を決めたのは、80分過ぎに投入されたアセンシオだった。


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