<東京五輪雑感 2021/8/4-2>
女子バスケ日本代表が、ベルギーに86対85の1点差で勝利し、五輪史上初の準決勝進出を決めた。第4Q残り16秒で、それまで厳しいマークで抑えられていた林が、逆転となる3点シュートを決め、どうにか逃げ切った。予選リーグと比べ、日本は集中力を欠くようなプレーが多く、個々の選手の動きも鈍かった。にもかかわらず、活発に動き回る宮崎や、大会直前のベルギーとの強化試合で好調だった三好を使わなかったのはなぜか。勝ったからよかったが、疑問が残る采配だった。準決勝の相手は、予選リーグで辛勝したフランスとなった。リオ、東京大会と日本が勝っているが、互いに手の内を知り尽くしてもいる。接戦になることは間違いないが、日本らしい組織的な守備と個性を活かした攻撃ができれば、決勝戦への活路が開けるだろう。
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