<東京五輪雑感 2021/8/5>
昔から陸上の十種競技の最後の光景が好きだ。2日間で10種目を競い合った選手たちが、まるで家族になったかのように、順位など関係なく、最後まで無事に競技を終えたことを互いに称え合う。スケートボード・女子パークで、失敗した岡本を、ライバルたちが迎え、抱きしめ、肩車をして、称えていたシーンも、それに重なって見えた。本人たちは意識していないだろうが、これこそが五輪なのだろう。アスリートファーストと言いながら、あきらかに「大人の事情」しか考えていない大会を取り仕切るお偉いさんたちは、何を思うのか。
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