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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<東京五輪雑感 2021/8/8-2>
女子バスケットボール決勝戦は、90対75で米国が日本に快勝し、五輪7連覇を達成した。決勝戦で、米国は、日本の3ポイントシュートを抑えること、ゴール下の身長差を活かすこと、この2つを徹底していた。米国は、日本の得点源である林、宮沢に、あわせて3本しか3ポイントシュートを打たせず、その得点を0に抑えた。一方、攻撃では、ゴール下の203cmのグライナーにボールを集め、着実に得点を重ねた。グライナーは、予選での日本戦では15得点だったが、決勝戦では30点を挙げた。格下の日本にも万全の対策で挑み、実行する。米国が女王たるゆえんをみせつけた試合だった。


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<東京五輪雑感 2021/8/8>
男子サッカーは、決勝延長後半のゴールでスペインを突き放したブラジルが、リオ大会に続いて五輪2連覇を果たした。決勝戦は年齢制限のないW杯の決勝戦に匹敵するような濃密な120分間だった。17日間で6試合目、それも延長戦もやっているとは思えない、両チームの隙のないパフォーマンスに驚かされた。オヤルサバル(スペイン)の同点ゴールや延長後半のマウコム(ブラジル)の決勝ゴールは、まさにその象徴だった。3位決定戦での重かった日本との違いはどこにあるのか。単なる体力差ではないことは確かだ。来年2022年カタールW杯開幕まで、あと470日。


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