行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】行く人来る人  行く人・その後

2011-01-17 23:40:33 | カターレ富山
18日に新体制発表記者会見が行われ、名実ともに新シーズンがスタートします。
新体制と新加入選手についてはあとでまとめて、ということにして、退団選手のその後なんぞを。

と、その前に。
14日、新体制発表の直前という時期になって、堤の引退が発表されました。
新たなメンバーが多く入ったDFというポジションにあって、カターレ富山のサッカーを体現する存在として、その経験を活かして引っ張っていってくれると思っていたのですが・・・。残念です。
YKKが北信越リーグにいた頃からの選手で、JFL、そしてJリーグと、富山のサッカーシーンを彩ってきました。忘れもしない、カターレ富山の初戦となった2008年の開幕戦。敗戦濃厚だったピンチを救った同点ゴール。そして、昨年は当時J1だった京都とのプレシーズンマッチにおいて、値千金の決勝ゴールを挙げたのも印象深いです。
これからの人生を見据えた末の決断ということなのでしょう。寂しくはありますが、一言、お疲れ様と言いたいです。

さて、話を戻しまして。退団選手のその後について。
まず、橋田。ザスパ草津への移籍が決まりました。
かつてカターレでヘッドコーチを務めていた副島監督の招聘を受けての移籍。橋田の選手としての能力はもちろんとして、人となりを熟知したうえでの引き入れということで、本人も納得の移籍ではないかと。
カターレにおいては長らく第2GKという位置づけで、出場経験は多くはありませんでした。しかし、見方を変えたなら、“出場はしていなくても、帯同はしていた”ということ。その意味で言えば、カターレ富山において橋田ほど試合経験が豊富な選手はいなかったでしょう。調子の良いときも悪いときもチームの中心にいたその経験は、なかなか得難いものであろうかと。
今度は、草津の守護神として立ちはだかります。是非とも、その守備を打ち破ることで、これまでありがとうの気持ちを伝えたいところです。

そして、ミョンヒ。サガン鳥栖へ移籍します。
怪我がちでなかなか出場機会に恵まれませんでしたが、それでも、その熱いプレーぶりは随所に見られました。11月のアウェイ岡山戦において、セットプレー時のターゲットマンとしての力を遺憾なく発揮して勝利に貢献したのも記憶にあたらしいところかと。
鳥栖も大きな入れ替えで活性化を図ろうとするチーム。是非ともチャンスをものにして、ディフェンス陣の要となって活躍してほしいところです。
鳥栖にとって昨シーズン勝てなかったカターレに対し、今シーズンはリベンジに燃えてくるのではないかと。ミョンヒがその尖兵となって県総に乗り込んできた日には、愛あるブーイングで迎えたいです。

以上2名が、新シーズンはライバルチームの一員なります。これまでは、退団選手は引退or下部リーグだったこともあり、なかなか複雑な気もしますが、それはそれ。カターレとの対戦以外で活躍してください(^^;)

引退選手にも、動きがありました。
驚いたのが、マコ。名古屋グランパスU-15でコーチを務めることに。
名古屋と言えば、言わずと知れた昨年のJ1覇者。その優勝は、下部組織の選手たちにも大きな励みになったであろうことは想像に難くありません。そんな選手たちを指導する立場に立つわけですが、やはり、大変さと同じくらいやりがいがある仕事ではないかと。マコ自身、大きな怪我で長期離脱するなど、苦しい時期もありました。しかし、それを乗り越えたという経験は、指導者としてのキャリアにもきっと活かされることでしょう。
離れていても、チームは変わっても、伝説のカターレ選手の行く末に幸多からんことを祈ります。

伝説のカターレ選手たち・・・そのなかで、富山に残ってくれた面々も。
雄二と上園がU-15コーチ、長山が普及育成コーチ、洋平がフロントスタッフとして、カターレ富山の一員となってくれることが決まりました。
引退後もカターレのためにと力になってくれる面々に、うれしさとともに感謝の気持ちでいっぱいです。先にコーチとなって活躍しているオタともども、発展途上のジュニアユースを盛り立てていってくれることを切に望みます。そのなかで、ゆくゆくは教え子がトップチーム昇格を果たすことを期待せずにはいられません。そして、いずれS級ライセンスを取得した暁には、カターレでプレーした選手からトップチームの監督に、とか、夢見てみたりとか。
とはいえ、まだまだみんなセカンドキャリアとしては1年目。苦労もあるかとは思いますが、選手時代とはまた違ったものが見えてもくるでしょう。
各々のこれからの活躍に期待します。

1月19日・追記
ヒデがカマタマーレ讃岐に移籍することに決定しました。
カターレ富山発足以来ファン・サポーターに愛され続けたヒデの退団には、驚きとともに惜しむ声が絶えなかったものですが・・・こうして次のチームが見つかったことについては、少し寂しいけれど、それでもおめでとうと言いたいです。
地元京都を離れてアローズに入団、カターレ富山発足、J昇格と、サッカー人生のなかで、富山での4年は何にも代え難い経験だったかと。その経験を糧とし、今季からJFLに参入、やがてはJリーグ入りを目指すカマタマーレ讃岐において、遺憾なくその実力を発揮してほしいと思います。
富山で人気者となったように、新天地・香川でもファン・サポーターに愛される選手となってもらいたい・・・いや、ヒデならなれる!今後の活躍を祈ります。
アウェイ金沢戦は、うまいこと日程がかぶらなければ是非とも応援に行きたいところです。その日を楽しみにしています。

1月26日・追記
ヒョンスと桜井くんが佐川印刷SCに移籍することになりました。
ふたりとも昨季はなかなか出場機会を得られませんでしたが、それでも、カターレ富山というチームを語る上では欠かせない選手でした。選手寿命の短いサッカー選手にあっても、まだまだこれからという選手たちだっただけに、今後の動向が気になっていましたが、移籍先が決まってなによりです。カテゴリこそ違いますが、JFLという舞台で、大きく力を開花させてほしいと思います。
それにしても、ヒデのいるカマタマーレ讃岐、昨年から大悟・江崎のいるブラウブリッツ秋田と、JFLで元カターレ戦士が激突することになるのかと思うと、感慨深いものがあります。
金沢戦を見に行きたい希望に、佐川印刷も加わることになりますが、はたして、うまいこと日程が合うかどうか・・・。首尾良く応援に行けそうならば、大きな声援を送りたいものです。
コメント
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