1-1のドロー。
台風接近に伴い、開催が危ぶまれた今節。実際、他会場では中止となった試合も。
そんな状況にあって、雨が降りしきるなか、予定通りの開催が決定しました。
決定されたからには、やるべきことはただひとつ。勝利を目指して戦い抜くのみ。それは選手たちだけでなく、悪天候にもかかわらずスタジアムに詰めかけた全員の思いだったことかと。
結果は、引き分け。岡山に対し、3週間前の天皇杯2回戦のリベンジは果たせませんでした。
勝ち点3を積み上げねばならなかったところ、1止まり。そして同勝ち点であった鳥取が勝利したため、順位を落として21位に。
勝利という結果を残せず、残りわずかな試合を1試合ぶん消化したことで、状況はより厳しさを増しています。
とはいうものの。
それでも、最上の結果でこそなかったけれど、悪くはありませんでした。
この試合は、過去のネガティブ要素を振り切らねばならない試合でした。
つい3週間前の天皇杯で敗れてホーム明け渡しという屈辱を味わったばかりで、まさにそのホームでのリーグ戦で、負けるわけにはいきませんでした。
同じ雨中の決戦だった前節・町田戦で敗れたそのくやしさを、引きずるわけにはいきませんでした。
もし、ここで敗れていたならば。次へつなげる力も、しぼんでしまっていたのではないかと。
最上の結果ではなかったけれど、悪くはない結果。
0-0で折り返しながら、後半の「さぁここから!」というタイミングでの失点。これまで、なんどとなくあった負けパターン。おそらく、これまでどおりのカターレであれば、そのまま、あるいは追加点を奪われて敗れていたことかと。
しかし、そうはならなかった。
わずかに4分後、CKのチャンスから、キャプテン足助が渾身の気迫を込めたヘッドを叩き込み、同点としたのでした。
負けてなるものか、という強い意志が乗り移ったかのようなゴール。
「俺らが見たかったのは、コレだ!」という、素晴らしい同点弾でした。
その後も、悪条件のピッチコンディションの中にあっても、集中力を切らさなかったカターレ。
相手の要注意FW・川又 堅碁のポストプレーは、やはりうならされるほどのもの。しかし、最後の最後という部分で決定機を与えず、ゴールを許しませんでした。
カターレのなかでは、タイジローのプレーぶりが光っていました。起点としてボールを預かり、パスを供給する―――以前であれば、パスを受け取ったは良いけれどもたついてしまい、良いタイミングで出せない、というシーンも散見されていたところ。その役割を全うする働きが、以前に比べて格段にクオリティアップを果たしていたように感じました。
やはり、試合で実戦経験を積むことが、成長をより促進しているということなのでしょうか。
同点となってからも、気を緩めることの無かったカターレ。
やはり、全員が勝ちたいという気持ちでひとつであった、ということなのでしょう。同点で良しとせず、逆転を狙いにいきました。
交代枠も、西川、敬介、そして久々の出場となる平野の攻撃選手3人。これ以上ない、明確な「勝て」という指令でした。
そんななか、その平野のクロスに黒部が合わせてシュート、ネットを揺らした・・・ものの、惜しくもオフサイド。
結果は出ませんでしたが、それでも。最後まで諦めることなく勝利に向かって邁進した結果としての、ドローでした。
同じ月に、2度も岡山に敗れるわけにはいかない。前節の逆転負けをひきずってしまうわけにはいかない。
そのふたつの課題について、強い意志をもって克服した、そんな試合であったかと。
勝てはしなかった。けれど、マイナスではない。
頑張りは、雨にも負けず風にも負けず詰めかけた2600人あまりのファン・サポーターに、届きました。
やるべきことは、間違っていないし、ぶれてもいない。
次節も、ホーム戦。鳥取との残留をかけた大一番。
ドローという結果は満足のいくものではないことは確か。しかし、だからこそ。
次節の勝利のために、力とせねばなりません。
やれば、できる。ならば、やれ!
同点ゴールに見せたような気迫があれば、やってやれないことなどなにもないはず。
今度こそ、絶対に勝たねばならない試合に勝ちきるために。
やれることは、すべてやれ!
我々サポーターも、応援する決意にいささかのぶれもありません。
台風接近に伴い、開催が危ぶまれた今節。実際、他会場では中止となった試合も。
そんな状況にあって、雨が降りしきるなか、予定通りの開催が決定しました。
決定されたからには、やるべきことはただひとつ。勝利を目指して戦い抜くのみ。それは選手たちだけでなく、悪天候にもかかわらずスタジアムに詰めかけた全員の思いだったことかと。
結果は、引き分け。岡山に対し、3週間前の天皇杯2回戦のリベンジは果たせませんでした。
勝ち点3を積み上げねばならなかったところ、1止まり。そして同勝ち点であった鳥取が勝利したため、順位を落として21位に。
勝利という結果を残せず、残りわずかな試合を1試合ぶん消化したことで、状況はより厳しさを増しています。
とはいうものの。
それでも、最上の結果でこそなかったけれど、悪くはありませんでした。
この試合は、過去のネガティブ要素を振り切らねばならない試合でした。
つい3週間前の天皇杯で敗れてホーム明け渡しという屈辱を味わったばかりで、まさにそのホームでのリーグ戦で、負けるわけにはいきませんでした。
同じ雨中の決戦だった前節・町田戦で敗れたそのくやしさを、引きずるわけにはいきませんでした。
もし、ここで敗れていたならば。次へつなげる力も、しぼんでしまっていたのではないかと。
最上の結果ではなかったけれど、悪くはない結果。
0-0で折り返しながら、後半の「さぁここから!」というタイミングでの失点。これまで、なんどとなくあった負けパターン。おそらく、これまでどおりのカターレであれば、そのまま、あるいは追加点を奪われて敗れていたことかと。
しかし、そうはならなかった。
わずかに4分後、CKのチャンスから、キャプテン足助が渾身の気迫を込めたヘッドを叩き込み、同点としたのでした。
負けてなるものか、という強い意志が乗り移ったかのようなゴール。
「俺らが見たかったのは、コレだ!」という、素晴らしい同点弾でした。
その後も、悪条件のピッチコンディションの中にあっても、集中力を切らさなかったカターレ。
相手の要注意FW・川又 堅碁のポストプレーは、やはりうならされるほどのもの。しかし、最後の最後という部分で決定機を与えず、ゴールを許しませんでした。
カターレのなかでは、タイジローのプレーぶりが光っていました。起点としてボールを預かり、パスを供給する―――以前であれば、パスを受け取ったは良いけれどもたついてしまい、良いタイミングで出せない、というシーンも散見されていたところ。その役割を全うする働きが、以前に比べて格段にクオリティアップを果たしていたように感じました。
やはり、試合で実戦経験を積むことが、成長をより促進しているということなのでしょうか。
同点となってからも、気を緩めることの無かったカターレ。
やはり、全員が勝ちたいという気持ちでひとつであった、ということなのでしょう。同点で良しとせず、逆転を狙いにいきました。
交代枠も、西川、敬介、そして久々の出場となる平野の攻撃選手3人。これ以上ない、明確な「勝て」という指令でした。
そんななか、その平野のクロスに黒部が合わせてシュート、ネットを揺らした・・・ものの、惜しくもオフサイド。
結果は出ませんでしたが、それでも。最後まで諦めることなく勝利に向かって邁進した結果としての、ドローでした。
同じ月に、2度も岡山に敗れるわけにはいかない。前節の逆転負けをひきずってしまうわけにはいかない。
そのふたつの課題について、強い意志をもって克服した、そんな試合であったかと。
勝てはしなかった。けれど、マイナスではない。
頑張りは、雨にも負けず風にも負けず詰めかけた2600人あまりのファン・サポーターに、届きました。
やるべきことは、間違っていないし、ぶれてもいない。
次節も、ホーム戦。鳥取との残留をかけた大一番。
ドローという結果は満足のいくものではないことは確か。しかし、だからこそ。
次節の勝利のために、力とせねばなりません。
やれば、できる。ならば、やれ!
同点ゴールに見せたような気迫があれば、やってやれないことなどなにもないはず。
今度こそ、絶対に勝たねばならない試合に勝ちきるために。
やれることは、すべてやれ!
我々サポーターも、応援する決意にいささかのぶれもありません。