行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】2012 カターレ富山 選手インプレッション その4

2012-03-02 23:58:15 | カターレ富山
2012キックオフカンファレンスも開催され、明日のFUJI XEROX SUPER CUPを経て、いよいよシーズン開幕。
まさに、秒読み段階に入ってきました。
新シーズンに賭ける期待はふくらむばかりです。

それでは、4回シリーズの最終回となる選手インプレッションその4を。
#24 松原 優吉
ルーキーイヤーだった昨季は2試合の出場にとどまり、力を存分にアピールすることができませんでした。それだけに、2年目となる今季に賭ける意気込みは強いはずです。
昨年のプレーぶりを見たかぎり、経験の少なさ故に致し方ない部分もありますが、瞬間瞬間の判断スピードがもう少し上がれば、という印象を受けました。そのあたりは日々の積み重ねによって経験値を上げていく部分。まずはしっかりとした土台を形成し、それを出場時に活かせるだけの胆力を身につけてほしいところです。
チームが強くなるためには、守備の安定化は不可欠。それを担うDFのひとりとして、常に前を見据えてほしいと思います。

#25 森 泰次郎
昨季は出場機会を増やし、J初ゴールも記録しました。
出場ごとにプレーのクオリティは上がってきており、デビュー戦の頃とは比べものにならないくらい成長しているかと。しかし、それでもまだ足りない。伸び代は、そんなもんじゃないだろ?と。
一足飛びに成長することはなかなか出来ないでしょうが、それでも、着実に成長を続けてほしいと思います。まだその域には達していませんが、そのうちにチームにとって戦力として計算できる選手へ、そして、いずれはチームにとって欠かせない戦力へと昇華してくれたならば。
地元の期待を胸に、精進を続けてほしいと思います。

#27 吉川 健太 (愛媛FCより完全移籍)
怪我や出場停止などでなかなか安定しなかった守備的要員のなかにあって、その間隙を埋める活躍をしてくれました。レギュラーに定着するまでには至らなかったものの、それでも、気持ちを前面に出した熱いプレーぶりでチームに貢献する姿には心打たれるものがありました。FC東京を激闘の末に下した試合で、試合終了後に感極まっていた姿が思い出されます。
そして、レンタル移籍から決意の完全移籍を果たした今季。思いも新たに臨むシーズンへ賭ける意気込みは、並々ならぬものがあるのではないかと。
今季もまた、勝利のダンスが見られるのを楽しみにしています。

#28 西川 優大 (FC岐阜より完全移籍加入)
個人的に、今季新加入5人のうちでいちばん驚いたのがこの西川の加入です。新卒から3年、岐阜の主力として活躍し続けてきた選手。カターレにとっては、昨年のアウェイ戦で同点に追いつかれるゴールを決められてしまったことも記憶に新しいところかと。
そんなやっかいな相手であった選手が一転、頼もしい味方となりました。得点力アップに向けてかけられる期待も大きいかとは思いますが、ぜひともそれに応える活躍を見せてほしいです。
カターレの新たな攻撃パターンとして、相手から嫌がられる選手へ、岐阜の主力からカターレの主力へと、その力を発揮してほしいと思います。

#29 明堂 和也 (パタヤ・ユナイテッドより完全移籍加入)
練習生としての参加から認められ、本契約へと結びつけた地元出身MF。自分をしっかりアピールできたからこその加入であることの自信を胸に、今度はカターレの選手として、その力を存分に発揮してほしいです。
地元出身だけに、富山という環境への適応にはまったく問題ないはず。ならばこそ、しっかりと日々のトレーニングに打ち込み、出場、そしてJ初ゴールへと結びつけてほしいところかと。
地元紙・北日本新聞にその活躍が大々的に掲載される日が来ることを、楽しみにしています。

#30 木村 勝太 (松本山雅FCより完全移籍加入)
かつて甲府に在籍し、安間監督の指導を受けた経験有り。その実績を踏まえて得点力アップを期すチームに招聘された期待に応え、結果を残してほしい選手です。
キャンプでの評価は良好な模様。監督はもとより、池端、大西、鶴田ら旧知の先輩もいるということで、相互理解もスムーズに進むのではないでしょうか。
再び立つことになるJの舞台で、持てる力を存分に発揮し、チームに貢献してほしいと思います。

#31 鶴田 達也
昨年は開幕前に大怪我、シーズンの大半を棒に振ってしまうことに。リハビリを経て秋に復帰を果たしました。
復帰当初はブランク故か、なにかプレーがバタバタしてしまっていた印象でしたが、徐々に落ち着いていったように思えました。昨シーズンのハイライトは、やはり古巣との対戦となった愛媛戦でしょうか。先制点を許す苦しい戦いの中にあっても集中力を切らさず、アディショナルタイムの決定的大ピンチも阻止。そこからの流れで逆転勝利を呼び込んだ、という。
正GKをめぐるポジション争いは、まだ予断を許しません。だからこそ、簡単に明け渡すつもりはないことでしょう。
シーズンを通した活躍へ向けて、精進を続けてほしいと思います。
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