行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

醒めぬ悪夢。2点差を逆転され敗戦  徳島ヴォルティス戦

2010-04-26 23:17:58 | カターレ富山
2-3で敗戦。
プレビューに、書きました。
現状打破には、先制点を挙げる必要がある、と。それは実現しました。

どうしてこうなった?

苔口の奮起に期待したいと書き、それが見事に実現しました。さらに、攻め込まれるピンチをしのぎ、待望の追加点を挙げて2-0で折り返しました。

どうしてこうなった?

メンタルの部分で、不利な状況に落ち込まないように、と書きました。

どうしてこうなった?

方向性の違いはあれど、先週に続いてまたしてもチームのワースト記録を更新・・・。痛すぎる逆転負けとなりました。


大敗からの立ち直りとホーム3連勝をかけて臨んだ今節。
怪我で出遅れていた野嶋がスタメン復帰、昨季の大怪我以来、待望のカムバックとなったマコがサブに名を連ねました。CBに濵野が復帰、上園に代わって敬介が、谷田に代わって洋平がスタメン出場するなど、前節とはメンバーを入れ替えた布陣。
前半は、それが当たりました。ブランクを感じさせない野嶋をはじめ、組織的な守備が機能し、連動性のあるプレーが随所に見られました。見ていて、「お、今日は良いんじゃね?」と思えるほどの。
そんななか、前半12分。期待を込めていた苔口が、先制ゴール!追う展開にしないために、ほしくてたまらなかった先取点を、早々と獲ってくれました。
いやいや、落ち着け。相手は徳島だぞ?1点のリードなど、無いもの、同点のつもりで戦わねば。
実際、カターレのプレーに良さが出ていたとはいえ、それでも一進一退。ジリジリした時間が続きました。やはり、1点じゃ安心出来ない・・・。
そんななか。
39分、今度は黒部が鮮やかにシュートを決め、追加点。今季初勝利を挙げた横浜FC戦を彷彿とさせる内容で、2-0でハーフタイムを迎えることに。
「つーか、あと45分、長げーよ」
そのハーフタイムに、ついつぶやいた言葉。実際、偽らざる本心だったのですが。

さて、後半も・・・と、気合いを入れる間もない開始直後。失点してしまい、1点返されることに。
去年から続く悪癖、「開始直後失点」が、またしても。
いや、待て。横浜FC戦だって、開始程なく1点返されたじゃないか。それと同じ。守りきれば・・・。
しかし。
前半とはうってかわり、それまでのキレがみられないカターレ選手たち。明らかに、動揺が見られました。
それが、15分、22分に同点、逆転を許すことに繋がってしまいました。
恐れていた、メンタルの弱さが最悪のかたちで露呈してしまうことに。
以後は、チャンスらしいチャンスも無し。実力的に格上の徳島に守りきられ、追いつき、逆転することのかなわないままに試合終了を迎えてしまいました。

試合終了後に選手が挨拶に来ましたが、迎えるサポーターには、無言しかありませんでした。
まばらな拍手があった程度で、コールも無し。
勝てたはずの試合を、落とす―――沈黙はすなわち、その事実の重さでした。
選手たちの胸には、どんな思いがあったのか。

結成3年目という歴史の浅いチームながら、そのなかにあって最悪の逆転負け。
問題は、これをどう受け止めるかでしょう。
もちろん、思い詰めてしまって良いプレーができなくなり、その結果また負けた、となってしまっては本末転倒もいいところなので、切り替えは必要です。
しかし。
だからといって、この悔しさを忘れないでほしい。その胸に刻みつけてほしい。割り切って考えることと反省をしないということとは違います。
プレビューで書いたとおりです。メンタルの部分は、そう簡単に強化できるものでもないでしょう。特効薬と言えるのは、勝利を挙げることにほかならないと。
試練の時が続きます。しかし、前に進み続けることをやめてはなりません。

乗り越えてこその、試練。

サポーターからの無言のメッセージを、どうか、勝利の歓声、雄叫びに変えてほしい・・・いや、変えていこう!
再び歓喜に包まれる瞬間のために。

プレビューでの期待を、今一度、書きます。

転んでも、何度でも立ち上がれ!!
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