3-2で勝利!!
先制しながら逆転されてしまったものの、それをさらに逆転し、見事に勝利。勝ち点3を挙げて開幕戦のリベンジを果たしました。
今季これまでの流れであれば、追いつかれ、逆転された時点で詰み、あえなく敗戦となっていたかもしれなかったところ。そこで追いつき、逆転し返すなんてことは、昨季にもなかった・・・もっといえば、チーム史上初。劣勢にあってもなお諦めない気持ちがもたらした逆転劇でした。
依然としてリーグワーストである失点が今節も2つ増えてしまったことは、やはり問題。その点では課題も残ります。
とはいえ、そんななかにあってもなお勝利への闘志を失うことなく、それを結果へとつなげた。そこは充分に評価したいです。これまでのように、頑張っても報われない結果ではない、きちんと勝利を収めたということの重さといったら。
前節の敗戦に不安を覚えたりもしましたが・・・それでも、選手たちには、巻き返しに懸ける確かな意志があり、それをきちんと発揮してみせました。
後半戦の巻き返し、躍進につなげる新しい流れの、第一歩となる勝利でした。
怪我で欠場の苔口に代わって敬介が、ボランチに舩津、左SBに谷田という3人がスタメンに名を連ねた今節。中断明けの前々節、前節ともに前半に攻めあぐねた末に先制点を奪われるという展開だっただけに、それを繰り返さない集中力が求められました。
序盤戦は一進一退。決定的なチャンスを作らせない守備が出来ていた一方で、なかなか有効な攻撃につなげられない。うまい具合に迫力のある攻めができない、どうにもやきもきした展開が続きました。
そんななか、前半19分。一瞬の隙を突いて抜け出した朝日が先制ゴール!
流れからの得点のにおいというものがほとんどしない中で、唐突なように決まった先取点。良い意味で空気を読まないというか・・・なんというか、朝日らしいゴールでした。
とにかく、点を獲らないことには勝てない。4試合ぶりとなる先制点に、ここから気を引き締めなければ---そう思っていたのですが。
30分にMF押谷祐樹に決められてしまい、同点。さらには36分に途中出場したばかりのFW佐藤洸一にも決められてしまい、前半のうちから逆転を許してしまいました。
守備に関して言えば、全体的にはそう悪いものではありませんでした。一方的に攻められることもなく、相手の動きにもきちんと対応していたし。ただ、2失点とも「ここぞ」という場面で効果的に決められてしまった印象です。失点パターンとして、どうにもこうにも良くない・・・悪い失点のしかた。やはり、考えてしまいました。これは、今までと同じような負けパターンなのではないか?と。
そのまま、1-2で折り返し。
正直言って、状況は芳しくありませんでした。もちろんマークにあっているということはあるにせよ、黒部がどうにもイマイチ。動きのキレが不十分だった印象です。敬介もそのスピードを活かして攻め込むも、良い形でフィニッシュまでいけない。両サイドの展開、谷田にしろ西野にしろ頑張りは認めるものの、もうちょっと。後半に入っても、しばらくは我慢が続きました。
ジリジリとした展開が続く中、川崎に代わってヒデ、長山に代わってマコを投入し、運動量の維持を図る交代。さらには、前述の通りイマイチだった黒部に代わりトミーが投入されました。愛媛戦のように終盤の締めのために枠を残すかとも思いましたが、勝負に出た格好、というところでしょうか。
それが、功を奏しました。
76分、クロスに合わせてトミーが頭で落としたボールを走り込んだ敬介が押し込み、同点に!それまでも武器であるスピードを活かして果敢に攻めていただけに、敬介には、どうにか報われてほしいと願っていましたが・・・それが、ほしくてたまらなかった同点弾として、今季初ゴールとして実を結びました。
あるいは、考えたくなくても「このまま点を獲れないまま負けるのでは?」との思いがあっただけに、それを打ち破る同点ゴールに対し、会場もヒートアップ!
そして、その熱も冷めやらない、わずか3分後の79分。敬介のアシストに合わせたのは、またも朝日!この日2点目となる逆転弾で、ひっくり返された試合を、さらにひっくり返しました。
試合終盤での勢いに乗った逆転劇。しかし、油断は禁物。ロスタイムにやられて結局負け、なんてことがあったくらいだし。
とはいえ、どうやら杞憂だったようで。時間を使うにしても、前線の敬介、トミーらが落ち着いてキープ。焦る岐阜をいなしつづけました。3分あったロスタイムもしのぎきり、試合終了。シーソーゲームを見事に制し、開幕戦の雪辱を果たしました。
かくして、後半戦のスタートで勝利し、開幕戦のリベンジに成功したカターレ。
前節に良くない形で負けてしまい、さらに今節でも先制しながら逆転されるという、なんとも不安な展開・・・そう、後半戦といっても、結局は不振だった前半戦と変わらないのでは?という危惧が、やはりありました。
ですが、それをはね除け勝利を掴んでみせたという、その価値の大きさ。
そのあたりについて、監督のコメント。
「選手の頑張りから自信が生まれる。今日の結果によってまた次回も頑張れる。もし結果がだめであっても、自分たちがやってきたことを1年間通す。リーグ戦を折り返したことなどに惑わされず、自分たちがやれることを精いっぱいやりたい。そのうえで結果がどう出ようと、僕は選手を信用していきたい。今日は選手たちが90分最後まで走り切って戦ったことを一番に評価したい」
コメントから滲み出る、覚悟と信頼。この期待に選手たちがしっかりと応えていけるかが問われます。
今節で言えば、久々のスタメンだった敬介が、しっかりと応えてみせた。舩津にしても積極的な動きでプレッシャーをかけていた姿が印象的だったし、2失点を喫したとはいえ、その後にスーパーセーブでピンチを救った雄二の活躍も特筆ものだったかと。
やはり、自信というものはつけようと思ってつくものではありません。なら、どうやったらつくか?今節のように、劣勢にあっても諦めることなく勝利を目指し続け、それを成し遂げたという簡単には得難い経験は、その自信につながっていることでしょう。この自信を糧とし、躍進の原動力としなければ。
ここ数試合勝ったり負けたりが連続してしまっているだけに、この勝利で得たものを継続していくことが肝要。勝って兜の緒を締めてほしいところです。
開幕戦の借りは返した。次は、ホーム開幕戦の借りを返すべく、大分に乗り込みます。今節の経験、気迫を活かせば、やってやれないことなどないはず。
アウェイ戦の連勝で、巻き返しの流れを本格化させることを願うばかりです。
先制しながら逆転されてしまったものの、それをさらに逆転し、見事に勝利。勝ち点3を挙げて開幕戦のリベンジを果たしました。
今季これまでの流れであれば、追いつかれ、逆転された時点で詰み、あえなく敗戦となっていたかもしれなかったところ。そこで追いつき、逆転し返すなんてことは、昨季にもなかった・・・もっといえば、チーム史上初。劣勢にあってもなお諦めない気持ちがもたらした逆転劇でした。
依然としてリーグワーストである失点が今節も2つ増えてしまったことは、やはり問題。その点では課題も残ります。
とはいえ、そんななかにあってもなお勝利への闘志を失うことなく、それを結果へとつなげた。そこは充分に評価したいです。これまでのように、頑張っても報われない結果ではない、きちんと勝利を収めたということの重さといったら。
前節の敗戦に不安を覚えたりもしましたが・・・それでも、選手たちには、巻き返しに懸ける確かな意志があり、それをきちんと発揮してみせました。
後半戦の巻き返し、躍進につなげる新しい流れの、第一歩となる勝利でした。
怪我で欠場の苔口に代わって敬介が、ボランチに舩津、左SBに谷田という3人がスタメンに名を連ねた今節。中断明けの前々節、前節ともに前半に攻めあぐねた末に先制点を奪われるという展開だっただけに、それを繰り返さない集中力が求められました。
序盤戦は一進一退。決定的なチャンスを作らせない守備が出来ていた一方で、なかなか有効な攻撃につなげられない。うまい具合に迫力のある攻めができない、どうにもやきもきした展開が続きました。
そんななか、前半19分。一瞬の隙を突いて抜け出した朝日が先制ゴール!
流れからの得点のにおいというものがほとんどしない中で、唐突なように決まった先取点。良い意味で空気を読まないというか・・・なんというか、朝日らしいゴールでした。
とにかく、点を獲らないことには勝てない。4試合ぶりとなる先制点に、ここから気を引き締めなければ---そう思っていたのですが。
30分にMF押谷祐樹に決められてしまい、同点。さらには36分に途中出場したばかりのFW佐藤洸一にも決められてしまい、前半のうちから逆転を許してしまいました。
守備に関して言えば、全体的にはそう悪いものではありませんでした。一方的に攻められることもなく、相手の動きにもきちんと対応していたし。ただ、2失点とも「ここぞ」という場面で効果的に決められてしまった印象です。失点パターンとして、どうにもこうにも良くない・・・悪い失点のしかた。やはり、考えてしまいました。これは、今までと同じような負けパターンなのではないか?と。
そのまま、1-2で折り返し。
正直言って、状況は芳しくありませんでした。もちろんマークにあっているということはあるにせよ、黒部がどうにもイマイチ。動きのキレが不十分だった印象です。敬介もそのスピードを活かして攻め込むも、良い形でフィニッシュまでいけない。両サイドの展開、谷田にしろ西野にしろ頑張りは認めるものの、もうちょっと。後半に入っても、しばらくは我慢が続きました。
ジリジリとした展開が続く中、川崎に代わってヒデ、長山に代わってマコを投入し、運動量の維持を図る交代。さらには、前述の通りイマイチだった黒部に代わりトミーが投入されました。愛媛戦のように終盤の締めのために枠を残すかとも思いましたが、勝負に出た格好、というところでしょうか。
それが、功を奏しました。
76分、クロスに合わせてトミーが頭で落としたボールを走り込んだ敬介が押し込み、同点に!それまでも武器であるスピードを活かして果敢に攻めていただけに、敬介には、どうにか報われてほしいと願っていましたが・・・それが、ほしくてたまらなかった同点弾として、今季初ゴールとして実を結びました。
あるいは、考えたくなくても「このまま点を獲れないまま負けるのでは?」との思いがあっただけに、それを打ち破る同点ゴールに対し、会場もヒートアップ!
そして、その熱も冷めやらない、わずか3分後の79分。敬介のアシストに合わせたのは、またも朝日!この日2点目となる逆転弾で、ひっくり返された試合を、さらにひっくり返しました。
試合終盤での勢いに乗った逆転劇。しかし、油断は禁物。ロスタイムにやられて結局負け、なんてことがあったくらいだし。
とはいえ、どうやら杞憂だったようで。時間を使うにしても、前線の敬介、トミーらが落ち着いてキープ。焦る岐阜をいなしつづけました。3分あったロスタイムもしのぎきり、試合終了。シーソーゲームを見事に制し、開幕戦の雪辱を果たしました。
かくして、後半戦のスタートで勝利し、開幕戦のリベンジに成功したカターレ。
前節に良くない形で負けてしまい、さらに今節でも先制しながら逆転されるという、なんとも不安な展開・・・そう、後半戦といっても、結局は不振だった前半戦と変わらないのでは?という危惧が、やはりありました。
ですが、それをはね除け勝利を掴んでみせたという、その価値の大きさ。
そのあたりについて、監督のコメント。
「選手の頑張りから自信が生まれる。今日の結果によってまた次回も頑張れる。もし結果がだめであっても、自分たちがやってきたことを1年間通す。リーグ戦を折り返したことなどに惑わされず、自分たちがやれることを精いっぱいやりたい。そのうえで結果がどう出ようと、僕は選手を信用していきたい。今日は選手たちが90分最後まで走り切って戦ったことを一番に評価したい」
コメントから滲み出る、覚悟と信頼。この期待に選手たちがしっかりと応えていけるかが問われます。
今節で言えば、久々のスタメンだった敬介が、しっかりと応えてみせた。舩津にしても積極的な動きでプレッシャーをかけていた姿が印象的だったし、2失点を喫したとはいえ、その後にスーパーセーブでピンチを救った雄二の活躍も特筆ものだったかと。
やはり、自信というものはつけようと思ってつくものではありません。なら、どうやったらつくか?今節のように、劣勢にあっても諦めることなく勝利を目指し続け、それを成し遂げたという簡単には得難い経験は、その自信につながっていることでしょう。この自信を糧とし、躍進の原動力としなければ。
ここ数試合勝ったり負けたりが連続してしまっているだけに、この勝利で得たものを継続していくことが肝要。勝って兜の緒を締めてほしいところです。
開幕戦の借りは返した。次は、ホーム開幕戦の借りを返すべく、大分に乗り込みます。今節の経験、気迫を活かせば、やってやれないことなどないはず。
アウェイ戦の連勝で、巻き返しの流れを本格化させることを願うばかりです。
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