今季のファンクラブグッズも届き、いよいよ、といったところです。
イヤーブック、興味深く読ませていただきましたともさ。
気持ちも高まってまいりましたよ。
それでは、選手インプレッションのその2を。
#11 MF ソ ヨンドク
チームにとってはもちろんのこと、リーグ全体を見ても屈指といえるほどのテクニシャンであり、カターレに欠かせない選手との評価は揺るぎません。
昨年はキャリアハイとなる7ゴールを記録し、なかでも札幌戦で炸裂したヨンドクミドルは8月のJ2月間ベストゴールにも選ばれました。
ヨングン、ヘジュン、そして新たに加わったガオを含めた外国籍選手カルテットの兄貴分として、公私両面で導き手となっています。
中核選手としての自覚も高まり、今季はさらなる自己記録更新を狙っていくシーズン。存分にその力をふるってほしいです。
#13 MF キム ヨングン
新潟から期限付き移籍加入した昨年は開幕からスタメン出場。途中で負傷離脱はあったものの、シーズンを通じてチームに貢献し続けました。
カターレのためにプレーしたいとの思いから完全移籍を決意。活躍を期して新シーズンに臨みます。
昨季、10月になって挙げた1得点に止まってしまったのは、そのポテンシャルからすれば不満足というもの。5得点5アシストを目標に掲げているものの、それはあくまで最低ラインとして、しっかりと結果にこだわって実績を積み上げていってほしいところかと。
#15 FW 三上 陽輔 (コンサドーレ札幌より完全移籍加入)
決定力不足からの脱却を期して獲得したストライカー。これまで黒部が担ってきた、前線で果敢に勝負するタイプのFWとしての役割を引き継ぐ選手となりそうです。
昨シーズン終了後に参加したカターレの練習で目指すサッカーに感銘を受け、トライアウトを待たずに移籍を即決したとのこと。
富山で頑張りたいという意欲を持った選手を採る、というのは監督の基本方針。アピールが実を結び、契約となりました。
その意気込みを、是非ともプレーで体現し、チームに勝利をもたらしてほしいです。その得点感覚に、期待です。
#16 MF 國吉 貴博 (背番号変更 32 → 16)
完全移籍加入となった昨シーズンはフィールドプレーヤー最多の38試合に出場。得意の左足からのクロスで幾度もチャンスを演出、その貢献ぶりが光りました。
自分のやるべき仕事をきちんと理解し、その実現に向けて不言実行し続ける頼もしい選手です。
鳥栖時代につけていたという16に背番号を改め、さらなる飛躍を誓うシーズンとなることでしょう。
昨年は開幕戦のファーストゴールが唯一の得点となりましたが、今季はアシストともども、得点力の方にも期待をかけたいところです。
#17 MF 木本 敬介
アローズ北陸時代を知る最後の現役Jリーガー。昨季は3季ぶりにゴールも決め、健在ぶりを示しました。
特に輝いていたのが、チームの試合内容が良化した終盤戦。苔口と白崎のゴール量産を可能にしたのは、敬介の存在あってのことでした。そのスピードを活かした果敢な攻め上がりは、苔口・白崎のふたりだけをマークしていていいのかい?隙あらばぶち抜くぜ?というプレッシャーを相手に与え、脅威となっていたのでした。
もちろん、引き立て役にとどまることを良しとはしないでしょう。アタッカーとしては、やはり得点に絡んでナンボ。
昨季の得点は、残念ながら勝利に結びつきませんでした。ならば、今年こそは勝利につながる得点でヒーローとなってほしいと願います。
#18 FW 西川 優大
昨季は序盤戦からコンスタントに得点を重ね、アウェイ岐阜戦では恩返しゴールも。このぶんなら、チーム初の二桁越えは時間の問題か?と思っていたのですが・・・。
シーズン中盤に負傷離脱してしまうと、その後は勢いを取り戻すことのできないままにシーズン終了となってしまったのでした。
不本意なシーズンとなった昨季からの巻き返しをはからねばならない今季。
昨季の反省を踏まえた上で、さらなる高みを目指すために。決意のシーズンとなりそうです。
#19 DF 池端 陽介
プロ17年目を迎えるチーム最年長。スタメンフル出場の機会は減ってきているものの、試合終盤に要所を締めるべく投入されたりなど、その力は評価され続けています。
チームの勝利に向けては攻撃陣の奮起は言うまでもないとして、、やはりディフェンス面、いかに相手を封じられるか。
チームの求めに応じ、きちんと仕事をこなす。ベテランらしく、当たり前のことを当たり前にやるその姿勢でもって、チームを勢いづかせてほしいところかと。
#20 DF 高 准翼 (上海幸運星足球倶楽部より完全移籍加入)
登録期限ぎりぎりになって加入が発表された、Jリーグ史上3人目となる中国人選手。U18中国代表に選出されている、将来を嘱望される選手です。
186㎝の長身を活かしたディフェンスが持ち味で、高さとスピードを併せ持った選手だそうで。セットプレーからの得点にも期待がかかります。
韓国語を介してコミュニケーションがとれることで、先述の浸透も問題がなさそう。真価を発揮したときにチームにどれほどのプラスをもたらすのか、今から楽しみです。
J1クラブからもオファーがありながらも、カターレでのプレーを選択。その心意気をプレーで存分にみせつけてほしいです。
#21 GK 水谷 雄一 (アビスパ福岡より完全移籍加入)
正GKとしてチームに無くてはならない存在であった守田の移籍にあたって、その後任をどうするのか―――あるいは、このオフの最重要課題であったかもしれません。その答えが、京都時代には守田のチームメイトでもあった水谷の獲得でした。
移籍に際し、かなり迷ったとのこと。、昨シーズンは古巣に復帰のかたちでアビスパ福岡に移籍したものの、アキレス腱断裂という大けがによってシーズンの大半を棒に振ることに。契約も残っていた、まだ福岡で成すべきことを果たせていない。けれど、自分の力を評価してくれるカターレの意気にも応えたい。迷った末に、新天地でのプレーを選択したとのこと。
「チームに熱を与えることのできる選手」との評価は、キャンプからすでに体現されていたようで。さっそく叱咤、檄を飛ばしてチームに活気を与えているようです。
豊富な経験に裏打ちされた実力をもって、カターレの守護神として君臨してほしい。そう願います。
#22 MF 棚橋 雄介 (FC琉球への期限付き移籍より復帰)
FC琉球での2年に渡る武者修行を経て、カターレに戻ってきました。
もちろん、ただ単に戻ってきたわけではなく。前に所属していたときには良さを活かすことができなかったけれど、チームのレベルが上がった今ならその力を発揮できる―――監督もそう評する通り、勝算があっての復帰であって。
本人にとっても、もういちどJリーガーとして、そしてカターレ富山の一員として遺憾なく実力を発揮するだけの強い意志とともに戻ってきたはず。その心意気をプレーで示してほしいです。
個人的にも期待を寄せている選手の復帰をうれしく思ってます。アルゼンチン仕込みのドリブルで県総のピッチを躍動する姿を観るのが楽しみです。
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