行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】退団・移籍選手について

2012-01-16 22:25:53 | カターレ富山
いよいよ明日・17日に2012シーズンの始動を迎えるカターレ富山。
オフの移籍動向にも驚きや納得、そして寂しさと、さまざまなことがありました。
新体制・新加入については、明日の記者会見以降に話題を譲るとして。
今回は、昨年の背番号順に退団・移籍選手について語ってみようかなと。


#1 内藤 圭佑  (ザスパ草津に完全移籍)
背番号1の期待を背負って開幕から正GKとして臨んだ昨季。
しかし、10戦連続勝ちなしなど、チームは低迷。そのなかにあって、経験不足、勝負弱い部分を露呈してしまうところが見受けられました。もちろん、低迷は内藤ひとりのせいではありませんし、負けて悔し涙を流す姿に対し、気合いが足りなかっただの言うつもりもありません。
そのうちに正GKをおろされましたが、そこからチームは盛り返していったという。繰り返しますが、内藤ひとりのせいではありません。それでも・・・調子を上げていくチームをよそに、やはり、やりきれない部分もあった、ということでしょうか。
前年に移籍し、このオフで退団することとなった橋田と入れ替わるように草津へと移籍することとなりました。かつてカターレヘッドコーチであった副島監督の教え子ではないものの、橋田を通じて人となりは伝わっているはず。それを元に、草津へもスムーズに溶け込んでいけるのではないでしょうか。
カターレで結果を残せなかったのは無念ですが、橋田のぶんも含め、今度は草津の一員としてその持てる力をふるってほしいと思います。そして対戦相手として県総に戻ってきたならば、愛あるブーイングをかましてやろうじゃないかと。

#4 江添 建次郎 (契約満了)
レンタルから完全移籍して臨んだ今季でしたが、やはり怪我の影響が響いていたようで、不本意なシーズンになってしまったかと。
コンスタントに起用こそされたものの、安心して任せるには至らず。相手選手に抜き去られてしまってピンチを招く姿も散見されました。
とはいえ。ひときわ大きな声でコーチングし、チームを鼓舞するその姿勢には、かげりなどありませんでした。若手選手たちにも良い見本となっていたことでしょう。
江添の活躍として今でも語りぐさである、地元岡山での凱旋2ゴール。あの輝き、忘れません。
2年間、本当にありがとう。
現時点で去就は未定ですが、どうか、今後に幸多からんことを。

#5 舩津 徹也  (セレッソ大阪にレンタル移籍)
このオフのカターレからの移籍で、いちばん驚かされたのが舩津の“個人昇格”。いやいや、カターレの主力選手だから!これがいわゆる主力引き抜きってやつ?
守備的選手の補強を進めたいというセレッソの思惑に対し、舩津に白羽の矢が立ったのは、やはり名誉なことかと。ただ単に使える選手というだけなら、わざわざJ2の16位チームからもっていかなくても良いわけで。
DFからボランチ、あるいは2シャドーまでこなしたマルチロールぶり、安定して出場できるスタミナなどのストロングポイントが評価されてのことなのでしょう。
プロ初年度からカターレに欠かせない選手として出場を続け、いわゆる脂ののった時期にJ1に挑戦する・・・やれるかどうかは、未知数。それでも、全力を尽くして頑張ってほしいです。
地元・大阪で、一花咲かせてほしいところ。カターレで培った力が本物であることを証明して来い!

#11 永冨 裕也 (引退)
引退セレモニーで「最高でした!」と涙ながらに語ったトミー。そんな現役生活にピリオドを打ち、新たな道へと踏み出します。
その新たな道は、カターレ富山の強化部スカウト担当。引退後もカターレのために尽力してくれるその心意気にありがたいと思うと同時に、頼もしく思います。
引退後、ホーム担当としてピッチ外で活躍してくれている洋平こと中田洋平さんの先例もあります。トミーこと永冨裕也さんにも、ぜひとも頑張ってほしいです。
まずはいろいろと勉強していかなければならないことも多いでしょうが、強化担当として強いカターレを作っていくため、その手腕を振るってほしいと思います。

#22 棚橋 雄介 (FC琉球にレンタル移籍)
去年の今頃、個人的に新卒の中でイチオシの選手として押していた棚橋。しかしながら、昨シーズンはなかなか出場機会が得られず、結果を残すことが出来ませんでした。
そして、このレンタル移籍。正直なところ、ちょっと複雑な気分になっていたりもします。
とはいえ。この移籍を、チャンスとしてほしいです。カターレにおいても、出場機会を求めて移籍してきて、試合に出場しながらメキメキと実力を伸ばしていった福田のような例もあります。それを今度はFC琉球で、棚橋にも実践してもらおうじゃないかと。
あるかわからない出番を待ってくすぶることより出場して経験を積むことを選択したからには、是非とも結果を出してほしい・・・そう願わずにはいられません。
完全移籍ではなくレンタル移籍なのは、成長を期してのことでしょう。武者修行を終え、たくましくなって富山に帰って来る日を待ち望みます。

#26 酒井 貴政 (カマタマーレ讃岐にレンタル移籍)
棚橋と同じく、昨年はほとんど出場できなかったタカマサ。移籍するからには全力を尽くし、そして胸を張って富山に戻ってきてほしいです。
讃岐といえば、カターレファン・サポーターにとってはヒデの所属チームとしてお馴染み。いまやチームの主力である彼が、きっと温かく迎えてくれることと思います。そんな先輩のもと、一回りも二回りも成長してほしい、そう願うばかりです。
同じJFLということで棚橋の行くFC琉球との対戦もありますが、そのときにお互いそれぞれの主力として対決できたら最高なのですがね。

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