注文していたユニホームも受け取り、いよいよ臨戦態勢。
新たなシーズンの始まりにあたり、気合も入るってもんですよ。
試合プレビューは別に書くとして、選手インプレッションの第5回を。
#28 村松 知輝 (浜松大学より新加入)
カターレには練習生としてトレーニング参加していた経緯があり、そのころからチームに馴染んでいたのだとか。
東海学生リーグ得点王の実績を引っ提げ、晴れてカターレに加入。プロの第一歩を踏み出すことになりました。
その纏う雰囲気というかオーラというかに、「お?」と。うまく説明できませんが、カターレではヒデ、平野と継承されてきた「ファン・サポーターからとりわけ愛される選手」のオーラというものを持ち合わせている予感・・・というより、確信めいたものを感じます。
まずはプロとして戦っていくための力をつけ、名実ともにカターレの中心選手へと成長していってほしいと思います。
#30 木村 勝太
4年ぶりのJの舞台に立った昨季は35試合に出場、3得点を挙げ、けが人続出のなかにあってチームを支え続けました。
チームに貢献してくれた功績が大きい分だけ、逆に、もっとできたのではないか?というのは欲目でしょうか?
チームの生命線であるところの素早い攻守の切り替えにあたって、「そこは相手につっかかってプレッシャーを与えるとこじゃないのか?」とか、「動き出しをもうワンテンポ早くできないか?」などなど。
うまくはまりさえすればさらに伸びるだろうだけに、もう少しどうにかならないか?と。
昨季印象的だったのは、アウェイ草津戦。前半のうちに累積4枚目のカードをもらい、次節出場停止が確定。緊迫した試合展開の中であるいは萎縮してしまう可能性もあったところ、最後まで懸命にプレーし続けました。そして、試合の最後の最後で値千金の決勝ゴール。
あの試合で見せた心の強さがあれば、今季もまたやってくれるのではないでしょうか。
#32 國吉 貴博
昨年8月、連続勝ちなしが続くどん底状態にあったチームに途中加入すると、いきなりスタメン出場し、首位・甲府との試合でゴールを決めてみせました。
ほぼヨンドクに頼り切りになっていた中盤の攻撃要員としてその力を発揮、停滞するチームに新しい風を吹き込みました。
その後、負傷で離脱したもののリーグ最終盤で復帰、最終戦で自力残留を決定づけるゴールを決めたのでした。
今季は、決意の完全移籍加入。シーズンを通じて主力として活躍してくれそうです。
まだ、その力のすべてを見せたわけではないはず。今季はその実力を存分に発揮し、チームを勝利に導いてほしいです。
#33 舘野 俊祐
昨季はシーズン途中で東京Vから期限付き移籍加入。今季はそれを延長し、地元・富山の一員としてプレーします。
昨季の公式戦出場は天皇杯2回戦の1試合のみ。まずはリーグ戦の出場をめざして精進することとなります。
伸び盛りの19歳。だからこそ、決意とともに臨むこの1年をどう過ごすかによって今後のプロサッカー選手人生も変わってくるというものでしょう。
やはり、ファン・サポーターにとっても地元選手の活躍は応援したいもの。ホーム・県総で躍動する姿が見られる日を楽しみにしています。
#41 守田 達弥
前年に引き続き4人目のGKを用意しなければならない状況の中、6月に京都から期限付き移籍加入。すぐにスタメンに抜擢されると、そのまま正GKとしてカターレのゴールを守り続けました。
身長191㎝の恵まれた体格とその実力は本物。ただ、調子の波が大きい印象です。調子がわるいときには「前にも同じようなことがあったし、それは防いでほしかった」ということがある一方で、調子のいい時には実力の上限を振り切っていないか?というレベルでスーパープレーを見せたりとか。
監督の信頼も厚く、今年も正GKの座に就くことが濃厚。だからこそ、プレーの波を小さくすることで安定度を増し、さらには絶対的な守護神へと進化してほしいところです。
守備の安定がチームに好影響を与える循環を作り出すため、その手腕が問われるシーズンとなりそうです。
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