行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第33節  ジェフユナイテッド千葉戦

2012-09-14 06:32:58 | カターレ富山
リーグ戦も残すところあと10試合。ホームにジェフユナイテッド千葉を迎えます。
前節・愛媛戦で、15戦の長きにわたった連続勝ちなしからようやく脱出。しかし、続く天皇杯2回戦では岡山に完敗。
メンバー起用の差であるとか、リーグ戦とは切り離して臨んだ、という見方もあるにせよ・・・相手にとって薄氷の勝利であった、とかならともかく、あえなく無得点で敗れていたのでは擁護のしようもありません。
愛媛戦は、目下リーグで2番目にガッカリなチームがいちばんガッカリなチームにたまたま運良く勝っただけ、とでも言うのだろうかと。
見方はそれぞれにあるでしょうが・・・“取り返しのつかないことをした”という自覚がきちんとあるのかどうか。
最下位で、降格回避に全力を尽くさねばならないことは事実でしょう。しかし、だからといって天皇杯で敗れたことを「目標を一本化できた」というのは、詭弁としか言いようがありません。ホームである県総で、Jリーグに名だたるビッグクラブである名古屋との対戦を楽しみにしていたファン・サポーターも、決して少なくなかったはず。その期待を裏切ってしまったこともまた、事実なのだから。
様々な期待を犠牲にし、その上に成り立っているのが現在の状況であることは、確かです。
ならばこそ。
最後の希望であるJ残留だけは、なにがあっても成し遂げなければならないのであって。
そこに、一切の言い訳や妥協は許されません。
そう、たとえ今節の相手が昇格戦線真っ只中の千葉であったとしても、例外でなく。

下位の岐阜、鳥取、町田に白星を献上し、富山とも前回対戦時には引き分け。
シーズンも残り10試合、昇格戦線がより厳しさを増していくなかにあって、千葉にとって敗戦は論外、引き分けすらも許されないでしょう。最下位を相手に勝ち点3は当然として、リーグトップである得失点差のプラスをしっかり伸ばせるかが課題かと。
リーグ終盤で昇格を意識したクラブとの対戦と言えば、昨年の鳥栖戦を思い出します。あからさまに手を抜いた天皇杯から連敗することなどなく。きっちりと主力が躍動し、0-3で完敗してしまったのでした。
天皇杯ではメンバー総入れ替えながらもJFLの長崎を下した千葉。本気を出すリーグ戦において、最下位を相手に手こずるわけにはいかない。全力でたたきつぶしにかかってくるのではないでしょうか。

対する、カターレ。
足助、黒部、ヨンドクらを休ませた天皇杯。一方で、平出が出場停止、福田が負傷から途中交代したのが気がかり・・・どうにもこうにも、万全とは言えない面も。福田については、たとえ出場に問題がなかったとしても、累積警告でリーチがかかっている状況に変わりはなし。もしイエローをくらってしまった日には2試合出場停止となってしまうとなれば、そのダメージは大きすぎます。かといって、遠慮しながら無難な対応でどうにかなるほど、千葉の攻撃陣はぬるくないでしょう。相手もリーチ状態は承知のはず。加えて負傷の影響も懸念されていることが弱点となるなら、それを見逃すとは思えません。全力をもって挑みかかり、なおかつ勝負に勝たねばならない。厳しい対応を迫られることとなりそうです。

課題はやはり、いかに得点するか。
得点なくして勝利なしということは、これまでさんざん思い知らされています。というか、天皇杯でも無得点だったばかり。
確実に言えるのは。
ここ2試合連続で前半シュート0なんて展開が続いていますが、そんな有様では、リーグ最少失点である千葉に太刀打ちできようはずもない、ということ。
戦略上大事に行くことと積極性が足りないこととは、意味が全く違います。
もし、同じように前半シュート0なんて試合となったならば。それは、相手守備陣に自信を与えるだけで、こちらに得るものはなにもないでしょう。
むしろ、予想外に積極性を見せて相手を戸惑わせるくらいでちょうど良いのではないかと。
そんななかでは、やはり黒部の前線で体を張ったプレーぶりというものに期待したいところです。前節の勝利は、負傷しながらもチームを鼓舞し、さらには決勝点の起点となった黒部の働きがものをいいました。
かつて所属していただけあって、千葉にとっても黒部は特別な選手でしょう。だからこそ、「やはり、手強い」と思わせるだけの印象を植え付けたならば、黒部本人はもちろん、ほかの攻撃選手にとってもチャンスとなることかと。
そのチャンスを活かすためには、ヨンドクにも存分に働いてもらわねば。
前回対戦の際に同点ゴールを決めたのは、セットプレーからの隙を見逃さない目と、遠目からでも積極的にシュートを放っていった度胸があってのもの。今節もまた、千葉にとってのやっかいな選手となってほしい。そして、そのプレーでカターレを勝利に導いてほしいと思います。

格上なのは、承知。厳しい戦いとなるであろうことも、承知。
しかし、だからといって負けるわけにはいかないのであって。
むしろ、勝つしかない。相手がどこであろうが、勝つ以外の選択肢など、もはやありません。
待ったなし。だからこそ、勝て。
天皇杯敗退から目標が一本化したというなら、それが詭弁でないことを、強豪撃破で証明してみせろ!ということで。
負けてる場合じゃねぇ!
勝たれ!!!富山!!!!!
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