カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

被害届。

2017年11月22日 21時55分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
先日・・・・バスの中で携帯電話をすられた。
状況としては、こうだ。

バスが来たので乗ろうとして乗車口に行った。
インド人は整列乗車などしないので、乗車口に人が殺到した。
7人くらいだろう。乗ろうと右側のドアの手すりを右手でつかんだが、
私の右後ろから来た誰かに阻まれてスムースに乗り込めなかった。
私の左側には7歳位の男児がいた。この男児は薄汚れていた。
恐らく路上生活者の子供だろうと思ったので気を付けてはいた。

私は用心深いのでバスに乗り込む時は
携帯を入れたすき掛けしたポシェットを身体の全面に持って来て、
その上にリュックを抱えている。しかしこれが仇となった。
そうした事でポシェットの重みが感じられなくなっていた。

乗り込んだバスは空いていたので、私は左前方の窓側の席に座った。
と・・・その時、ハッとした。ポシェットが軽いのだ。
見ればフタが開いており中に入れて置いたはずの携帯電話がなくなっていた。

あの男児だと思ったので行方を追った。
すると彼はバスの左前方にある降車口付近に立っていた。
もちろんチケットは買っていない。彼の手を見たが携帯は持っていなかった。
ズボンの中に入れていたのかもしれないが・・・。

恐らくバスに乗り込む時、私の右後方にいて、
乗るのを妨害していた誰かが男児とグルで、
その男が私の意識をそらしたすきに男児がポシェットから携帯を盗んだに違いない。
ポシェットは男児の顔の高さである。

しかし・・・・証拠がない。

私にはここで大声を上げてバスの乗客全員を泥棒呼ばわりする勇気がなかった。
私の右後ろにいた男がバスに乗ったのかどうかも解らなかった。
男児が携帯をすってすぐさま後方の男に渡し、
男がバスに乗車していなかったとしたら・・・・・バスの中に私の携帯はない。

どこかに落としたか忘れたくせに、
インド人乗客を泥棒呼ばわりした日本人・・・・と言われるのは避けたかった。

盗まれた物が出て来るはずは100%ないのだが一応、警察に被害届を出した。
警察の対応は事務的だった。一生懸命さの微塵もなかったし、
気の毒がる様子も見えなかった。
インドでは1日に3000個の携帯電話が盗まれているそうだ。
この程度では対応してもらえないのは解っていたけど。



で、盗まれた携帯電話だが・・・・・あまり値打ちはない。
2012年11月に買ったもので5年間使用。
機種はiPhoneの5である。しかも16GB。
そして電池と全面のガラスは純正ではない。
なのでそれ自体は全く惜しくないのだが、データがなくなったのが痛い。

iPhoneは私は初めて買ったアップル社製品だった。
なのでアップル信者ではないし、その機能にも満足していなかった。
まぁ全ての機能を使いこなせてはいなかったが・・・。

不満な所を上げてみる。

①SIMカードが1枚しか入らない。
②SDカードなどの外部メモリーが使えない。
③他の携帯電話に比べて値段が高すぎる。

 被害届

盗んだ携帯電話をそのまま使用する人はいないだろう。
恐らくは分解してパーツとして使うのだと思われる。
なお、今のところデータを悪用した様子はない。

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コメント
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