2004年の作品、タイトルはヒンディー語で「線」、
英語で禁断の線となっている。
アルジュンとカランが兄弟、サンジェイとサーヒルが兄弟。
正義の味方役が多かったサニー・デオルがギャングのボス役だが、
善人の見かけで非道な事をするギャップが・・・。
ちなみに「カランとアルジュン」と言う兄弟を描いた映画では、
ソハイルの兄サルマンとシャー・ルク・カーンが共演している。
<ストーリー>
ギャングのボスのスラージには実子カラン(ソハイル・カーン)が
いたが養子のアルジュン(サニー・デオル)に後を継がせた。
アルジュンとカランは兄弟として育てられていた。カランは、
スラージの子分の娘ビンディヤ(ナウヒード・シルシ)が、
好きだったが、ビンディヤは同じ大学のスポーツマンの
サーヒル(ジョン・アブラハム)に恋をしていた。
サーヒルもビンディヤに好意をもっていたので告白しようと、
したところカランと親友のロニー(アプルワ・アグニホトリ)に
妨害され大衆の面前で恥をかかされる。サーヒルはショックの
あまり自殺を図る。ロニーが原因だと知った兄のサンジェイ
(スニル・シェッティ)は大学に行きロニーを襲うが、
ロニーの上着を着ていたカランを間違って襲ってしまう。
弟をやられたアルジュンはサンジェイに復讐を誓うが、
人違いに気付いたサンジェイは自らアルジュンの元に行き、
無抵抗で子分たちに殴らさせる。
1カ月後、サンジェイは車の修理工場を始め、サーヒルは
カフェをオープンする。ビンディヤは毎日のように通うが、
逢わないと決めたサーヒルは避ける。それでもビンディヤは
店に行きサーヒルに告白し、サーヒルも受け入れる。
ところが、カランはビンディヤを教会に軟禁し一方的に告白する。
そこにサーヒルが現れる。ナンディヤはアルジュンに電話し、
自分とサーヒルは愛し合っておりカランは片思いである事を告げる。
サンジェイとアルジュンは教会に行くが、
カランはサーヒルを倒し、サンジェイを撃ち、さらに・・・
アルジュンをも撃とうとする、そこに現れたサーヒルを
カランが撃とうとしたところアルジュンがカランを撃つ。
サーヒルとサンジェイはアルジュンにあなたは間違っていない、
と言って、カランを撃たせてしまった事を謝罪する。
愛が全てさ、今こそ誓うよ
愛をこめて 強く 強く
一人の女性ビンディヤをめぐっての2組の兄弟の話だけど、
生きるの死ぬのって話になるのが凄い・・・。