カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~マドーシ~

2020年12月01日 22時24分59秒 | 映画 / MOVIE

タイトルはヒンディー語で「酩酊」、2004年の作品だが、
2001年9月11日からストーリーが始まる。
同時多発テロで精神的に痛手を負った人々の苦悩と
テロへの強い憤りを描いた作品。

ジョン・アブラハムは2003年のデビュー作「ジスム」でも、
ビパッシャ・バスと共演している。

  <ストーリー> 

両親の結婚25周年パーティーでアヌ(ビパッシャ・バス)は、
ニューヨークに住む姉夫婦からの電話を受けるが、電話の途中で、
9.11同時多発テロが起き、姉夫婦は犠牲になってしまう。

 

2年後、大学卒業を控えたアヌは両親から結婚相手として映画監督の
アルピット(プリヤンシュ・チャテルジー)を紹介されると、
お互いに一目で惹かれあう。

ところがアヌは大学の旅行に出かける途中で事件に巻き込まれ、
追われていた男にぶつかった際に拳銃を荷物に入れられ、
家に戻ってくる。仕方なくアヌは拳銃を部屋に隠す。

 いやいやいや・・・隠さないで警察に届けようよ。
 その前に拳銃に気付いた時に、なんで警察に行かないかな?

アルピットはハリウッドで映画を撮る事が決まったため、
アヌと婚約を済ませてアメリカへ向かう。

追われていた男はアヌの前に現れ拳銃を返すように伝え、
アヌが拳銃を届けると、アマン(ジョン・アブラハム)と名乗り、
テロ対策のエージェントであると話す。アヌは・・・
アマンに魅せられてしまう。

 いやいやいや・・・アルピットにあれだけ惚れといて、
 それは考えられないなぁ・・・・。

アヌはアルピットの留守中にアマンと付き合うようになり、
アルピットとは結婚できないと両親に告げる。

しかし・・・アヌがアマンと一緒に映画に行った時に出会った
母親の友人もアマンの姿は見ていないと言い、
アマンとの電話を盗聴した母親もアマンの声は聞こえなかったと言う。
全てはアヌの幻覚であると・・・・。

アヌは母親を連れて逢瀬を重ねたアマンの部屋に行くが、
誰も住んでいないと言われ中に入るが、状況からみて、
長い間人の住んでいた様子はなかった。周囲の人々は、
アヌが精神に異常をきたしたと思った。

確かにアヌは2001年9月11日の同時多発テロの後、
恐怖に対して異常な反応を見せるようになっていた。
医師が言うにはアヌにとってアマンは必要であり、
アマンなしでは生きてはいけないであろうと。

アルピットはアヌの部屋で日記を読みアマンの似顔絵を見る。
そしてアヌにアマンは存在すると伝える。病院でもアヌは
アマンの幻覚を見て抜け出しアマンの家に行ってしまい、
医師は治療できる方法がないと告げる。

悲観する両親の前に・・・アマンが現れる。
アマンはアヌに会い一生そばにいると告げ病院から連れ出し、
自分が住んでいた部屋に行く。そこはアヌの日記に
書かれていた通りの部屋だった。

アルピットの両親もアヌとアマンの結婚を許す。
結婚式の日、アマンは真実を隠したまま式は挙げられない、
と言い・・・自分がアルピットである事を告白する。

(アマンはアヌの幻想である)アルピットはアヌを愛するあまり、
整形手術を受けてアマンの姿になっていたのだった。
告白を聞いたアヌはアマンと一緒に撮った写真を取り出すが、
そこにはアマンの姿は写っていなかった。アヌはアマンが、
自分の幻想であった事を認めざるを得なかった。

6か月後、精神科学会で自分の病気のために尽くしてくれた、
アルピットに感謝を述べるアヌがいた。
元の顔に戻したアルピットに寄り添うアヌは、
もうアマンの幻覚に惑わされる事はなかった。

 整形した顔を、元に戻してるんだけど・・・・
 できるんだろうか??

コメント
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